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★国交省運輸局、2018年度予算4400億円要求。東京オリパラ見据え、羽田・成田両空港で8万回拡大を目指す
2017.09.08
国土交通省はこのほど、2018年度の運輸局の予算概算要求の概要を発表した。
羽田・成田・関空・中部の4つの国際拠点空港の事業で、810億円を要求。このほか、一般空港に関する事業で1135億円、航空路整備事業370億円など、合計で4400億円を要求した。
運輸局は、基本方針の一つとして、”2020年の「航空新ステージ」に向けた機能強化”を掲げており、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックおよびその先も見据え、羽田・成田両空港における離着陸数を2020年までに8万回拡大し、首都圏空港の機能強化を目指す。
また、2020年4000万人、2030年6000万人訪日外国人旅行者の受け入れという目標の実現に向けて、地方空港のゲートウェイ機能強化を目指し、主に以下の3つを実施する。
- 那覇空港や福岡空港の滑走路の増設、CIQ施設*などターミナルビルの機能強化
- 2017年4月に決定した27の“訪日誘客支援空港”に対して、新規就航や増便の促進、旅客機の受け入れ環境整備に向けた支援を行うこと
- 民間の資金や創意工夫を活用すべく、空港運営の民間委託の推進
*CIQ施設:Customs(税関)、Imigrarion(出入国管理)、Quarantine(検疫)を行う施設
(やまとごころ編集部)
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