インバウンドニュース
国内の免税店数10.9%増の4万7441店に。地方部は1.8万店で目標の2万店まであと2000店に
2018.12.20
観光庁は19日、都道府県別の消費税免税店数を発表した。10月1日時点での免税店数は全国で4万7441店となり、前回調査を行なった2018年4月1日からの半年間で6.3%増の2,795店の増加。また、2017年10月1日からの1年間では、10.9%増の4,650店の増加となった。
地域別の内訳では、三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫)で2万9345店、三大都市圏を除く地方で1万8096店となった。今年4月1日からの半年間で、三大都市圏では6.6%、地方では5.7%増加した。また、昨年10月1日からの1年間で見ると、三大都市圏で11.4%、地方で10.0%増加している。
都道府県別の対前回比率では、広島県がトップで118.9%、次いで宮崎県が116.2%、島根県が115.5%、山口県が112.8%、福井県が111.4%となっており、トップ5に中国地方の県が3つ入る伸びを見せた。
観光庁では「明日の日本を支える観光ビジョン」と、それを踏まえた「観光立国推進基本計画」において、地方の免税店数を2018年に2万店規模へと増加させることを目標に取り組みを進めてきたが、目標達成まであと1,904店と迫っている。
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
関連インバウンドニュース
2024.12.13
2024年海外消費者のトレンドを読み解く越境ECヒットランキング、トレーディングカードやアニメグッズなど趣味消費が拡大
2024.12.06
2024年企業向け越境ECランキング、人気は「食器」「筆記具」。2025年は「推し活グッズ」に注目
2024.11.26
企業の人手不足を調査、正社員が足りない企業は半数超。飲食店、宿泊施設の不足率は緩和傾向に
2024.11.20
免税制度見直しを控え、中国人旅行者の免税店での買い物動向調査。レジに並ぶ時間の限界は?
2024.11.12
越境ECの日本商品ニーズを調査、円安で平均購入単価7.6%上昇。人気アイテムはフィギュア
2024.11.08
インドネシアZ世代の訪日関心度や購買パターン調査、95%が日本旅行に興味あり。旅行予算金額は?
2024.10.04
美容サロンのインバウンド調査、半数超が利用意向あり。清潔感が魅力、人気のメニューとは?
2024.09.26
中国の2024年大型連休「国慶節」の旅行消費調査、4割弱が日本旅行を予定。日本で一番人気のエリアは?