データインバウンド
ミシュランガイド京都・大阪2025発表、過去最多の469軒。ラーメン店がグリーンスターに初選出
2025.03.31
やまとごころ編集部「ミシュランガイド京都・大阪2025」のセレクションがこのほど発表された。2024年から発表時期が春に変更され、ゴールデンウィークや行楽シーズンに向けて、飲食店選びの参考となる情報が提供された。
2025年の掲載軒数は、京都と大阪を合わせて過去最多の469軒にのぼり、両都市の食文化の豊かさと進化が示された。伝統的な和食の進化に加え、サステナブルな取り組みや多様性を取り入れた新しいジャンルの台頭も見られ、食のトレンドの変化も感じられる内容となっている。
京都過去最高の238軒、星付き93。ラーメン店初のグリーンスター
京都では、三つ星が5軒、二つ星が16軒、一つ星が72軒となり、星付き店は計93軒となった。新たに二つ星に昇格したのは、日本料理の「高台寺 十牛庵」と「山荘 京大和」の2軒で、伝統を守りながらも革新的な料理を提供する姿勢が高く評価された。また、一つ星には新規掲載が4軒加わった。
さらに、サステナブルな取り組みを評価するミシュラングリーンスターには、ラーメンカテゴリーから世界初となるビブグルマンの「ヴィーガンラーメン ウズ」と、セレクテッドレストランのイタリア料理店「リストランテドーノ」が新たに選ばれた。ビブグルマンやセレクテッドレストランを含め、京都の掲載件数は過去最多の238軒となった。
大阪231軒、星付き79。メキシコ料理店が日本初の星を獲得
大阪では、三つ星が3軒、二つ星が11軒、一つ星が65軒で、星付き店舗は計79軒となった。新たに二つ星となった「老松 ひさ乃」は、日本料理の季節感や伝統を踏まえつつ、優れた食材を見つけ独自の料理に仕上げている。一つ星には新規掲載が4軒加わり、その中には日本初のメキシコ料理として星を獲得した「ミルパ」も含まれる。
大阪も京都と同様に、ビブグルマンやセレクテッドレストランの軒数が過去最多の231軒となり、多様な食文化が融合した美食の街としての魅力を発信している。
シェフ部門とサービス部門から2人の日本人が受賞
今回のミシュランガイドでは、後進の手本となるようなシェフに授与される「メンターシェフアワード」を大阪の日本料理「桝田」の桝田兆史氏が受賞した。また、卓越したサービスを提供するスタッフを称える「サービスアワード」は、京都の新二つ星店「山荘 京大和」の阪口順子氏が受賞している。
なお、京都・大阪を含めた各都市のミシュラン星付き店の数は以下の通り。2024年10月に東京版が発表されて以降、パリ、香港、ロンドンも2025年版が発表されている。

▼関連記事はこちら
最新のデータインバウンド
-

豪州の海外旅行者数1271万人で過去最高、日本は渡航先3位、訪豪客はコロナ前水準に迫る (2026.10.07)
-

旅行・観光開発ランキング2026、日本が世界1位 需要分散や旅行しやすさの改善が後押し (2026.10.06)
-

2026年7月訪日宿泊6.5%減の1331万人泊、福島73.1%増で伸び率全国トップ (2026.10.01)
-

サステナブル旅行、旅行者の関心・事業者の取り組み進むも、予約につなげるには課題 (2026.09.30)
-

2026年上半期の世界観光客数6.9億人、前年比0.4%増 Q2は1%減、通年見通しも下方修正 (2026.09.29)
-

2026年8月訪日客数9.6%減の309万人、中国市場の低迷や台風による欠航も14市場で8月の過去最高 (2026.09.17)
-

世界的な不確実性続くも、APAC旅行者の82%が1年以内に旅行予定、「現地体験・食」を重視 (2026.09.15)
-

中国人の海外旅行需要、旅行会社の77%が「増加」と回答 若年層・MICE・AIに商機 (2026.09.10)
-

世界の旅行・観光市場11.6兆ドル、成長率トップはアジア太平洋 WTTCが2036年までの市場を予測 (2026.09.08)
