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富士山が眺望できる和食レストラン、訪日客を食と和文化体験でおもてなしするプロジェクトを開始

2019.03.05

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富士山が眺望できる静岡県裾野市の和食レストラン「和風れすとらん みよし」は、外国人観光客を食と和文化の体験でもてなす「MIYOSHI OMOTENASHI」プロジェクトを3月より開始した。「和風れすとらん みよし」は、今年で創業56年の老舗和食店で、団体対応の個室や80台入る駐車場などを完備しており、バイパス沿いでアクセスのよい好立地。これまでも多くの外国人観光客を迎えてきたが、訪日客に特化したプロジェクトを行うのは今回が初めてとなる。

和体験イベントとして、女将が中心となったモダンな法被を着用した「みよしおもてなし隊」による草履や和紙小物製作などの教室への案内をする。今後は、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeなどのSNSを活用して、おもてなしイベントや裾野の観光情報を発信していく。

食の訪日客へのアプローチとしては、地産地消をモットーとした新鮮な魚介、安心安全な牛ステーキ、国産豚のとんかつなどの提供に、ハラール・ヴィーガン・ベジタリアン等への食事へも予約段階で対応する。空間づくりにも「和」のテイストを意識し、優しい木肌の空間に和紙や和風の灯り、季節のフラワーアートをあしらい、こだわりの器で雰囲気を盛り上げる。大小ある個室は椅子とテーブル席にも変更でき、床に座る形式が苦手な外国人も、リラックスして食事を楽しめる環境を作る。

(やまとごころ編集部)

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