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観光庁、2019年度テーマ別観光による地方誘客事業選定。サイクリング、フードツーリズムなど昨年度に続き9件

2019.05.24

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観光庁は、2016年より「テーマ別観光による地方誘客事業」に取り組んでいるが、昨年度に支援した17件から、今年度も引き続き支援を行う9件を選定した。特定のテーマに関心がある旅行者層に動機を与え、全国各地の同じテーマの観光資源を持つ地域に誘客するプロジェクトで、様々なテーマでのモデルケースが形成されている。

モデルケース形成では、同じテーマで連携して課題や成功事例を共有、効果的な情報発信をする各地方のネットワーク強化で日本各地の集客力を上げていく。これまでの選定テーマの中で今年度も継続して支援を受けるのは、ビジネスインバウンドに向けた産業観光の促進を目的とした「Industrial Study Tourism」や、外国人ランナーの集客を狙った「全国ご当地マラソン」、地方の温泉地とグルメを楽しむ「ONSEN・ガストロノミー」など。他にアニメ、サイクル、忍者、百年料亭、郷土食探訪、宙ツーリズムと、合計9つとなった。なお、選定されてこれまで支援を受けていたエコツーリズム、街道観光、酒蔵ツーリズム、社寺観光 巡礼の旅、明治日本の産業革命遺産、ロケツーリズムの6件は、3年間の満期を経て支援が終了となった。

これらのネットワーク組織は、観光客のニーズや満足度調査のためのアンケート実施やモニターツアー、各地域で共有する受入体制マニュアルの作成、旅行商品の造成、シンポジウムやセミナーの開催、テーマを前面に打ち出した共同ウェブサイトの作成などに必要な経費が支援される。

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(やまとごころ編集部)

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