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2019年11月全国百貨店売上高 インバウンド売上は2カ月連続のマイナス、購買客数は6カ月連続のマイナスに

2019.12.26

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日本百貨店協会は20日、11月の全国百貨店売上高を発表した。11月の売上高は6.0%減と2カ月連続マイナスとなった。消費増税前の駆け込み需要の反動から高額商材を中心に影響が残ったことに加え、気温が高めに推移したことで防寒アイテムなどの動きも鈍かった。しかし、各社が展開した販促策等による集約や、一部店舗における改装効果、土曜1日増のプラス要因もあり、前月に比べてマイナスは11.5ポイント改善と大幅に縮小しており、着実な回復基調を示している。

インバウンドによる11月の免税総売上高は、前年同月比5.3%減の約261億5000万円となり、こちらも2カ月連続のマイナスとなった。購買客数は前年同月比5.1%減の約40.9万人で、6カ月連続のマイナス。円高や諸外国の国際情勢による訪日客数の減少が大きな要因となっているようだ。

外国人観光客に人気のあった商品は以下の通り。婦人服が5位に入った代わりに、子供服・雑貨がベスト5から外れている。

1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:食品
4位:婦人服飾雑貨
5位:婦人服

また、免税手続きカウンターの来店国別順位は以下の通りで、前月から順位の変動はなかった。

1位:中国本土
2位:台湾
3位:香港
4位:韓国
5位:タイ
6位:シンガポール
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

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