インバウンドニュース
春節の時期に合わせ、ぐるなびが日本産米の食体験を全国120軒の飲食店で提供。食文化のファン拡大へ
2020.01.15
株式会社ぐるなびが、「訪日外国人向け日本産米・米加工品を使った食体験&こだわりメニューフェア」を開催する。東京都・神奈川県・大阪府・京都府・兵庫県・北海道から120店の飲食店が参加し、日本産米ならではの食体験を提供するという。各店舗で「食体験メニュー」または「こだわりメニュー」を用意し、美味しい日本米を味わってもらうことで日本の食文化ファンを拡大することが狙い。
このフェアは農林水産省補助事業「訪日外国人旅行者を対象とした日本産コメ・コメ加工品PR事業」の一環で、2020年1月14日から2月16日まで開催する。「Let’s Explore Japanese Rice」と題して参加店舗や全国各地の魅力的なメニュー情報を3言語(英語・繁体字・簡体字)の特設ウェブサイトで紹介、各地の飲食店に足を運んでもらう。
「食体験メニュー」は巻き寿司作りや鏡開き、魚沼産コシヒカリの焼きおにぎり作りなど、参加者が手を加えてメニューを完成させるスタイルとし、「こだわりメニュー」では「出汁香る焼き雲丹飯」など、日本米の美味しさが味わえる飲食店の看板メニューや、ご当地メニュー、SNS映えするメニューを多数用意した。
訪日外国人観光客数4000万人台に到達する時代を見据え、「日本の食文化を守り育てる」というコンセプトで日本産米の魅力を多くの訪日客に発信する。開催時期はアジアからの旅行客が多数日本を訪れる春節に合わせており、全国各地の飲食店への誘客、インバウンド市場の活性化に貢献する考えだ。
(やまとごころ編集部)
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