インバウンドニュース
観光庁が旅行業者向けに新型コロナウィルス関連の相談窓口を設置、経済産業省等と連携した支援を実施
2020.02.18
観光庁では、新型コロナウイルスに関連する感染症を起因とした中国への旅行の取りやめ、手配旅行の自粛、及び中国からの団体旅行や個人向けツアーなどの取りやめなどが相次ぐ旅行業者等向けに、2月17日から地方運輸局等内に特別相談窓口を設置し、相談や要望への対応を開始した。
今回の特別相談窓口は、感染症を起因とした旅行者の減少等、経営環境の変化に直面している旅行業者等の不安解消のため、地方運輸局及び内閣府沖縄総合事務局内に設置され、旅行業者等の状況や要望の聞き取りを行う。その上で、活用可能な支援策の紹介、及び中小企業支援策や雇用調整助成金の活用を検討する旅行業者や旅行サービス手配業者等に対し、経済産業局や都道府県労働局の窓口を案内するなど経済産業省等と連携した支援を行っていく。
このほか、新型コロナウイルスに関連して、観光庁では1月31日から宿泊事業者に向けた相談窓口を立ち上げている。宿泊事業者向けの相談窓口も旅行業者向けの相談窓口と基本的には同じだが、兵庫県のみ相談先が異なる。また経済産業省では、中小企業・小規模事業者支援のための窓口を設置している。
(やまとごころ編集部)
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