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JR東日本、将来の訪日意欲喚起を狙いシンガポールでインバウンド向けオンラインイベント開催

2020.11.19

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JR東日本が、シンガポールに向けてオンラインで日本を届けるイベントを開催する。日本の旅、食と文化をテーマとした双方向のセミナーやイベントなどが多く盛り込まれ、コロナで旅行ができない中、情報を発信し続け、次の旅行につなげる狙い。

JR東日本が2016年にシンガポールに開設した「JAPAN RAIL CAFE」が主体となって行う大型オンラインイベントで、JNTOの後援により、11月20~22日、27~28日の2回に分けて開催される。旅行、食、文化、例えば秋の鉄道旅行、駅弁、風呂敷文化などがオンラインを通じ、シンガポールに届けられる。海外在住者がこの仮想旅行フェアを利用して、気軽に日本を体験でき、また次の日本旅行を計画できるようにする。

北海道から沖縄まで10カ所の観光地や列車の旅、ホテルなどをライブ中継で紹介するバーチャルトリップが各日で実施される。静岡のお茶、大分の別府温泉、愛媛からは城や海を眺めながら走るサイクリングルートなどがライブ中継で楽しめる仕組みだ。

その他、参加者が事前に購入した日本の駅弁や日本酒、焼酎など地域産品など自宅に配送し、参加者が試食試飲しながらライブ中継に参加する体験型オンラインワークショップなども企画されている。また22日にはオンラインブースが用意され、アドバイザーと共に日本旅行を計画することができる。

参加者がライブ中継の後に表示されるコードを送ると、日本行きのチケットや日本で使えるレイルパスなどが当たる抽選も用意され、実際に旅行意欲を喚起する内容となっている。

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