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プリンセス・クルーズ2022年日本発着クルーズの販売を開始、感染症対策とワーケーション強化

2021.04.19

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プリンセス・クルーズは、4月15日から2022年日本発着クルーズの販売を開始した。日本で建造し、日本顧客向けにカスタマイズされた客船ダイヤモンド・プリンセスで運航するクルーズは、2022年4月28日から2022年11月21日までの出発の期間、全20コース、29出発日を設定し、初寄港のひたちなかを含む、計4カ国29港を訪れる予定としている。

感染症対策で非接触型サービス導入

プリンセス・クルーズでは、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、非接触型のサービスが利用できる。まず、今回新たに導入される「オーシャン・メダリオン」は従来のクルーズカードに代わる最先端のテクノロジーを駆使したメダル型端末で、身に付けることで、船内の飲食物のオーダーや客室のドアの解錠などさまざまなサービスを非接触で利用することが可能となる。また、事前にチェックイン時間を選択することで、乗船時のソーシャルディスタンスの確保や、スムーズな乗船手続きなど、利用客が安心して過ごせる船上体験を提供する。

ワーケーションにも利用可能、Wi-Fi環境整備

また、船上でも快適なインターネット環境を提供するWi-Fiサービス「メダリオン・ネット」の活用により、新しい働き方のスタイルであるワーケーションも可能となる。客室や共有スペース、さらにプールデッキでもパソコンを利用して仕事ができる。仕事は船内で資料作成やオンライン会議を、自由時間は寄港地の観光や、船内施設でのショーやアクティビティ、スパ、フィットネスでリフレッシュなど、オンとオフの時間を両立させ、充実した時間を過ごすことができる。

韓国、ロシア、台湾などラインナップ豊富な商品を展開

2022年日本発着クルーズは、横浜と神戸を母港とし、季節感にあふれ、日本の魅力を再発見できるクルーズを提供。人気の定番コースである沖縄と台湾を訪れるリゾートクルーズや北海道とロシアを巡るクルーズに加え、魅力あふれる西日本の周遊と済州島へのクルーズが含まれる「西日本周遊と韓国 10日間」が新たに加わった。また、4つの夏祭りを一度に巡る 8月4日横浜発「日本の夏!竿燈・ねぶた・よさこい・阿波おどりに沸く周遊クルーズ・韓国 11 日間」や、熊野の大花火を船上からゆったり鑑賞する8月14日横浜発「熊野大花火と四国・九州と韓国 10 日間」などもある。そのほか、クルーズ初心者や現役世代も気軽に参加できるショートクルーズ6日間や、ゴールデンウィークとシルバーウィークの時期に合わせた7日間のコースなどもある。

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