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旅行への意識調査 GoToトラベル「利用したい」が69.8%に

2021.09.21

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政府による観光業への支援事業「GoToトラベル」の、再開への関心が高まっていることを受け、産経リサーチ&データが旅行に関する意識調査を実施した。

「観光に関するアンケート」と題したこの調査は、2021年7月10日から27日までの18日間、インターネット上で18歳以上の産経iD会員の男女を対象に、「GoToトラベル」の利用意向、次回の旅行先や目的、予算、観光大使になったつもりでオススメするグルメや温泉地などを質問し、5189人の有効回答を得た。

まず、今後の「GoToトラベル」の利用についての考えを聞いた所、69.8%の人が「利用したい」と回答した。7月21日時点でのワクチン接種状況別で見てみると、ワクチン接種経験者では72.7%、接種を希望しない人でも半数以上が「GoToトラベル」を利用したいと回答している。


また、「GoToトラベル」への要望については、43.1%の人が前回並みの条件を望んでおり、次いで多かった声としては、「クーポン対象店・施設を増やしてほしい」が28.4%、「ワクチン接種者等など対象者を限定してほしい」が24.4%だった。

新型コロナウイルス感染症収束後に、旅行でどこに行きたいか尋ねた所、大半が国内を望んでおり、海外に行きたいと答えた人は11.6%にとどまった。国内では「北海道」が最も多く、20.4%、次いで「沖縄県」が8.4%、「京都府」が5.5%の順となった。また、国内で最も訪れたい世界遺産は、「屋久島」がトップで18.2%、2位が知床の10.5%、3位は小笠原諸島の9.2%だった。豊かな自然に囲まれた絶景の地が多くランクインしており、三密を避けたいという意識の表れと考えられる。

「次回の旅行の主な目的」を複数回答で挙げてもらった所、「自然・風景(山、海など)を楽しむ」が60.6%と2位の「温泉での休養・治療」の22.0%を大きく引き離した。その他には「史跡・博物館・美術館などを巡る」「グルメ、食べ歩き」「神社・仏閣などの参詣」と続く。

1人あたりの旅行費用については「5万円以内」(27.3%)、「10万円以内」(22.9%)、「3万円以内」(13.4%)の順となった。

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