インバウンドニュース
ドバイ万博ジャパンデー開催 2025年大阪・関西万博に向けたPRも
2021.12.16
UAEにて2021年10月1日から2022年3月31日までの会期で開催されている「2020年ドバイ国際博覧会」で、このほど、日本のナショナルデーである「ジャパンデー」が開催された。オミクロン株の世界的流行を踏まえ、イベント内容の一部変更があったが、公式式典や日本文化の魅力を伝えるパフォーマンスなどを通じて、2025年大阪・関西万博に向けた日本の魅力を発信したものとなった。
日本とUAEの代表団が参加する公式式典では、UAEから先端科学担当大臣、日本から駐アラブ首長国連邦特命全権大使が出席し、スピーチが行われた。その後、式典内の文化公演として、ドバイで活動している和太鼓集団「SHOTEN」による和太鼓の演奏や現地の「残心館 合気道 ドバイ」による合気道の演武、ドバイ日本人学校の小学1年生から中学3年生までの生徒約130名による南中ソーランなど、日本の多様な文化を紹介するパフォーマンスが続いた。また、午餐会では若宮健嗣万博担当大臣からのビデオメッセージを上映し、ドバイ万博成功への祝意と2025年大阪・関西万博に対するUAE参加表明への謝意が伝えられた。
会場内の4つのゲートでは、日本文化に関するイベントで来場者をお迎えする「ウェルカム催事」を開催し、日本の伝統文化「書道」と、東洋の伝統絵画「水墨画」が融合した現代アートパフォーマンスショーや、着物を着たモデルが、会場を盛り上げた。また、ジャパンデーパレードでは、日本館ユニフォームを着用したアテンダントのほか、和太鼓・合気道・書道などでジャパンデーを盛り上げるパフォーマーなど、日本らしい装いに身を包んだ一行が2025年大阪・関西万博をPRする横断幕を持ち、会場内を行進するなど特別な一日となった。
そのほか、関連イベントとして、株式会社KAORUKOによる「モダンジャパニーズフラワーショー」や日本棋院による「日本の伝統文化『碁』を楽しもう」、学校法人竹川学園/巴栄会による「日本の伝統音楽といけばな」など様々な催事が開催された。
関連インバウンドニュース
2024.12.16
Gアドベンチャーズ発表「2025年の人気旅行先」10のリスト、2年間で予約数150%増の日本が選出
2024.12.10
台湾ITF2024来場者へ訪日意向を調査、今後の旅行先は地方志向へ。レンタカー利用に前向きな姿勢も
2024.12.03
「ワンピース」が熊本の訪日外国人増に大きく貢献、最大は宇土市で2019年度比7倍に ーナビタイムジャパン
2024.11.28
ワールド・トラベル・アワーズ2024ファイナル、5年連続で世界一のデスティネーションに選出されたのは?
2024.11.08
インドネシアZ世代の訪日関心度や購買パターン調査、95%が日本旅行に興味あり。旅行予算金額は?
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.10.07
Z世代の最新旅行動向を世界33カ国で調査。AIへの信頼度や、SNS利用について世界と日本の差が明らかに
2024.10.03
大手旅行雑誌で日本が「世界で最も魅力的な国」に、米国版・英国版でダブル受賞。東京 最も魅力的な大都市に