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東京の美術館ベスト7 ロンリープラネットが発表、チームラボやジブリ、森美術館など
2022.05.17
世界的に知られた旅行ガイドブックであるロンリープラネットの公式ウェブサイトで、「東京人でも行列を作る東京の美術館ベスト7」が発表された。「日本の首都東京はアートに旺盛な関心をもつ都市で、人気の展覧会に入るために作る行列は、アイドルのコンサート並み。浮世絵の版画からLEDの電子カンバスを使ったものまで、何百ものの美術館やギャラリーが常時、刺激的な新しい展示をしている」と始まっている。
1番に挙げられたのは豊洲で開催されているチームラボ・プラネッツ。普通の美術館とは違い、靴を脱いで入場してアクティブに滝を上ったり、花畑をさまよったり、アートに文字通り触れることができる点に触れ、アートを全身で感じられる体験と説明している。
2つ目は森美術館。六本木ヒルズ森タワーの52、53階と東京の美術館では一番高い場所にあり、アートと眺望を楽しむべきと紹介している。展覧会のチケットを持っていれば、500円の追加料金で、360度の東京の眺望が楽しめるスカイデッキにも入場が可能だ。北斎から村上隆、パンデミックの経験から展示内容を工夫したデジタルアートなど、バラエティに富んでいる点を紹介。
3つ目は草間彌生美術館で、アバンギャルドな水玉アートで知られる彼女は93歳の今も積極的な制作活動を行い、展示も頻繁に変更されて飽きさせない。東京在住の人でも年に2回は訪れたい美術館だ。
4つ目は東京庭園美術館で、東京の人気美術館でも比較的空いていて、シークレットな場所。フランスのガラス作家、ラリックの展示などアールデコを得意とし、美術館のインテリアと共に楽しめる内容が多いと紹介。
5つ目は、六本木の21_21デザインサイト。優れた建築家に送られるプリツカー賞受賞を世界で最も多くを受賞している日本の建築界でも、飛び抜けて有名な安藤忠雄は、建築デザインそのものがアート。大胆な構想の展覧会で、コンピューターや近未来アートを紹介する先進的構想が刺激的な美術館だ。
6つ目は三鷹の森ジブリ美術館。マジカルな空間でオリジナルのジブリ製作アートを堪能できる。宮崎駿が作品を生み出したデスクのレプリカなど、臨場感あふれる空間が次々と現れ、ここでしか鑑賞できない短編映画も上映し、アニメの歴史も学ぶことができる。
7つ目は、東京国立博物館。東京を初めて訪れた人にまずお勧めしたい、膨大な日本美術のコレクションを鑑賞できる場所だ、としている。着物や侍の甲冑、浮世絵の版画など、過去150年の日本アートを網羅し、その数は10万点を下らない。日本の人は殆ど行っているので、比較的空いていることも魅力だ。
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