インバウンドニュース
「バーチャル大阪駅」世界最大のメタバース展示会で再現、リアルとデジタル融合の新しい体験を提供
2022.06.02
やまとごころ編集部JR西日本は、メタバース上で行う世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」に出展し、大阪駅をメタバース上に再現した「バーチャル大阪駅」を展開することを発表した。
バーチャルマーケットはメタバース上にある会場で、アバターなどの3Dデータ商品やリアル商品(衣類、電化製品、飲食物など)の売買も可能な世界最大のVRイベント。世界中から100万人以上が来場し、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」として、ギネス世界記録™にも認定されている。
今年のバーチャルマーケットは、2022年8月13日から28日までの16日間の日程で開催される予定で、JR西日本は、バーチャルマーケット2022 Summerの企業出展会場の1つである「パラリアル大阪」内に関西初のメタバース上の駅「バーチャル大阪駅」を展開し、関西空港へのアクセスに便利な特急「はるか」への乗車、時空の広場でのステージLIVEの開催、駅ナカ店舗での商品の販売など、リアル×デジタルの新たな体験を企画している。さらにバーチャル大阪駅の一部はVR機器がなくてもスマートフォンやPCなどからも来場が可能となる予定だ。
今回の取り組みでは、バーチャル大阪駅を通じて駅の強みであるリアルの拠点性を活かし、OMO(オンラインとオフラインの融合)やバーチャル空間等の接点を組み合わせることでリアルとデジタルが融合する空間を創出し、駅を活用した新たな価値を提供していく。
JR西日本グループは、「うめきた(大阪)駅」をイノベーションの実験場「JR WEST LABO」の中心と位置づけ、様々なパートナーと共創することでオープンイノベーションを加速させていきたいとしている。
関連インバウンドニュース
-
2025.07.24
訪日客の移動方法調査、Google Map利用率は9割超え。公共交通の課題も明らかに
-
2025.07.10
SNS口コミで選ぶランキング、大阪が2025年の都市魅力度1位。日本6都市が上位
-
2025.06.16
大阪・関西万博、奈良公園が訪日客の滞在先1位に 関西周遊傾向強まる
-
2025.05.20
欧米アジアのエンタメ消費、ローカル・リアル回帰が鮮明に。Z世代は効率重視 ーEY調査
-
2025.05.09
行政自治体インバウンド担当者への意識調査、7割が「地域や組織内の理解不足」を課題に
-
2025.04.25
訪日外国人の鉄道利用、北陸・東北など地方5路線で2倍超の伸び
-
2025.04.23
自治体の観光施策 成果実感3割未満、データ活用と分析に課題
-
2025.04.11
世界で190兆円超規模のスポーツツーリズム、平均支出は23万円