インバウンドニュース

茨城県、台湾で食や観光を大規模PR 宣伝大使に渡辺直美さん起用

印刷用ページを表示する


茨城県が、食品の輸入規制が緩和された台湾に向けての輸出拡大や、コロナ後の観光誘客などを目的とした過去最大規模のプロモーションを、8月1日から実施している。

宣伝大使には、台湾で生まれ、茨城県で育った渡辺直美さんが就任し、広告媒体、特設ウェブサイト、SNSなどを通じて、台湾に向けた「新しい日本の目的地 茨城」をPRしていく。

プロモーションの第一弾として、8月1日に茨城県のパワースポットや食などを「開運」のコンセプトで紹介する特設ウェブサイト「開運茨城」をオープンするとともに、台北の中心街を同日からの1カ月間「開運茨城」で埋め尽くすジャック広告を実施する。

「開運茨城」はウェブサイトとSNS(中国語繁体字)で展開するもので、茨城県のパワースポットをはじめとする観光情報や食の魅力などの紹介、各種イベント情報を発信していくほか、毎月茨城県の観光や食にまつわるクイズキャンペーンを実施していく。

このほか、ランドマークであり多くの人が訪れる「台北101」内にあるスーパーマーケットと現地のECサイト「五號商鋪」では納豆、梅干し、そば、水産加工品、茶などの茨城県産食品を期間限定販売、3年ぶりに開催される台湾最大級の食イベント「2022台湾美食展」及び「台北国際観光博覧会」へのブース出展、県内の観光事業者と台湾の現地旅行会社による観光商談会の開催など、多方面からのアプローチを同時期に行い、台湾に向けて「新しい日本の目的地 茨城」の周知を図り、今回のプロモーションを盛り上げていくとしている。

台湾いばらき宣伝大使の渡辺直美さんは「今回は『開運茨城』ということで、茨城にある色んな開運スポットを紹介します。他にも魅力はたくさんあるんだけど、まだ伝わってないんですよ。私が、茨城の皆様と手を組んで思いっきりやっていきたいと思います」と、意気込みを語った。

 

関連インバウンドニュース