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持続可能な取り組みをする団体を表彰 国際的認知を目指し、アジアエコツーリズム アワード開催

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アジアエコツーリズム・ネットワーク(AEN)が、全世界のサステナブルな取り組みをする団体を認知する目的で、新しくアジアエコツーリズム・アワードを設置した。環境保全、地域経済の活性化、貧困撲滅などのエリアで持続可能な基盤を築く努力をする宿泊施設や観光地、市民団体やNPOなどを対象としている。

アジアエコツーリズム・ネットワークは2015年に発足した団体で、21カ国のエコツーリズム協会や事業者から構成される非営利団体。エコツーリズムを消費者に分かりやすく紹介し、持続可能な運営を目指す団体や事業を応援、訪日観光客にエコツーリズムに関する情報提供も行っている。アワードへのノミネートで、サステナブルに真摯に取り組む団体に世界的な注目を集めることが狙いだ。

審査員はグローバルサステナブルツーリズム協議会(GSTC)アジア太平洋代表、インドネシアエコツーリズムネットワーク(INDECON)会長など、アジア諸国でサステナブルツーリズムを牽引するメンバーで構成されている。アワード受賞者は、来年3月に開催される予定の国際エコツーリズムマートで表彰される。

カテゴリーは「観光地経営」「サステナブル建築」「コミュティーの利益」「気候変動対策」「生物多様性保護」「廃棄物処理」「エコツーリズム・プロモーショ」「環境リーダーシップ」「イノベーション・エコツーリズム」「コミュニティーリーダーシップ」の10種類。エントリーは英語の応募のみとなり、エントリー料は1カテゴリが100ドル、複数カテゴリは一律200ドルとなっている。応募期限は2022年10月21日までで、エントリーフォームは公式ウェブサイトから入手できる。

 

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