新型コロナウィルス感染症によるパンデミックの影響から、人との接触を避けやすいビーチ休暇の人気が高まっているなか、トリップアドバイザーが「2023年トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト ビーチ」を発表。日本からは、沖縄県の与那覇前浜ビーチがアジア7位に選ばれた。昨年はアジア2位だった。

「ベスト・オブ・ザ・ベスト」とは「ベストとされる中でも選りすぐりの」という意味。世界中のビーチに対して、2022年1月1日から12月31日までの1年間に投稿された数千万件の口コミを分析し選出されたもの。

今年は世界リストの多くが人里から離れた島に位置するビーチという結果となり、ブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャやインドのハブロック島などがランキング上位に選ばれている。アジアリストにもスリランカやベトナムなど多様な国のビーチがランクインし、世界の7位にも入ったインドのラドハンガービーチが昨年から引き続き今年もアジア1位に輝いた。

トリップアドバイザーで編集責任者を務めるサラ・ファーシャインは、「旅行者はハワイやカリブ海などのビーチに加え、アイスランドのレイニスフィヤラビーチのような肌寒い場所でのビーチ体験も楽しんでいるようです。幅広い旅行者のニーズに応え、普段はビーチを敬遠する人でも砂浜で過ごすことを楽しめるようなリストを用意しました」と述べている。

トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト ビーチ
世界トップ10

 1 サンチョ湾ビーチ（ブラジル）
 2 イーグルビーチ（アルバ）
 3 ケーブルビーチ（オーストラリア）
 4 レイニスフィヤラビーチ（アイスランド）
 5 グレースベイ（タークス・カイコス諸島）
 6 ファレシアビーチ（ポルトガル）
 7 ラドハンガービーチ（インド）
 8 ラビットビーチ（イタリア）
 9 バラデロビーチ（キューバ）
10 カアナパリビーチ（アメリカ）

アジアトップ10

 1 ラドハンガービーチ（インド）
 2 ケリンキンビーチ（インドネシア）
 3 ベノーリムビーチ（インド）
 4 ミリッサビーチ（スリランカ）
 5 ナイハーンビーチ（タイ）
 6 カタノイビーチ（タイ）
 7 与那覇前浜ビーチ（日本）
 8 ミーケービーチ（ベトナム）
 9 チャウエンビーチ（タイ）
10 海雲台ビーチ（韓国）