インバウンドコラム
今年のゴールデンウィークは、天皇の代替わりの儀式による特別休暇があり10連休になります。この期間、お出かけになる方、自宅でゆっくりされる方、仕事で休めない方、みなさまそれぞれ過ごされることと思いますが、この機会を利用して、インバウンドの理解を深める時間を取ってみてはいかがでしょう。そこで、編集部がおすすめする、ゴールデンウィーク中に改めてじっくり読んでおきたい記事5選を紹介します。
特集レポート編:
インバウンド拡大に欠かせない「ツーウェイツーリズム」、日本人の海外出国率の低さがもたらす問題とは?
2018年の訪日客数は対前年比8.7%増の3119万人になり、順調に伸び続けるインバウンド市場ですが、日本人の海外旅行者数(=アウトバウンド)はどうなっているでしょうか。昨年は同6%増の1895万人でした。インバウンドの増加に伴いアウトバウンドも伸びることは日本にとって良い兆しですが、それでも2倍近くの差がついており、今後アウトバウンドを伸ばすことも必要です。近隣の東アジア諸国と比べた日本の海外旅行市場の現状や課題を考察し、今後アウトバウンドを増やすにあたって有望な市場の紹介など、ツーウェイツーリズムの観点で書いた記事です。
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データインバウンド編:
UNWTO、2018年の世界の旅行人口と2019年の見通しを発表、予測より2年早く14億人に到達
日本国内で盛り上がりを見せる観光・インバウンド業界ですが、世界のトレンドや世界情勢を把握することは、訪日外国人市場を考えるにあたって欠かせません。UNWTO(国連世界観光機関)が発表した2018年の世界の旅行トレンドと2019年の見通しを頭に入れておきましょう。
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事例編:
ゼロから始めた“自転車でめぐるツアー”、商品造成〜集客のコツ
広島を自転車で巡るツアーを実施するsokoiko!(ソコイコ)。創業から半年間は予約がなかった状況をいかに打開し販路を広げていったのか。「コト体験」の商品造成のポイントや、立ち上げから展開までの様子を紹介しています。 ぜひこの機会にしっかりと読んでみて下さい。
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インタビュー編:
観光危機管理の第一人者 高松正人氏に聞く、インバウンド向け災害対策の最前線 〜相次ぐ災害に見舞われた2018年を振り返る~
2018年は、西日本豪雨や大阪府北部地震、台風21号、北海道胆振東部地震など、数多くの大型災害に見舞われ、訪日客数は対前年比8%増の3119万人と伸び悩んだ1年でした。度重なる災害時のインバウンド対応やそこから浮き彫りになった課題、さらには観光立国を目指す日本が心がけるべき観光危機管理について高松正人氏に話をお伺いしました。
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コラム編:
ラグビーワールドカップ2019の基本情報を徹底解説。最大で40万人の訪日に期待、その経済効果は?!
今年9月に開催が迫ったラグビーワールドカップ2019。この大会の基本情報をわかりやすくまとめていますので、まだ漠然としかわかっていないという方はこの機会に勉強してみてはいかがでしょうか。なお、当記事は3本構成となっています。2本目、3本目もお見逃しなく!
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せっかくの長期休暇、ゆっくりくつろぐ時間も大切ですが、ぜひこのお休みを活用してインバウンドに関する知識を深める時間を確保してみてください。
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