データインバウンド
【訪日外国人数】2022年6月訪日客数12万400人、外国人観光客受け入れ再開も5月より減少
2022.07.21
やまとごころ編集部日本政府観光局(JNTO)が7月20日に発表した2022年6月の訪日外国人数*(推計値)は、12万400人だった。
前年同月は東京五輪の開催前月で9251人にすぎなかったために、それと比べると12倍の伸びだが、新型コロナウイルス感染症の影響が出る前の2019年同月比では95.8%減に相当する。
1カ月の訪日客数が10万人を超えたのは、4月以来3カ月連続となった。ただし、5月よりは2万6600人の減少で、観光客受け入れ再開の初月としては寂しい数字となった。6月の訪日客数を単純日割りで計算すると、1日4013人となり、6月から引き上げた1日の入国者数上限2万人の5分の1にすぎない。
なお、2022年1月から6月までの累計は50万7600人で、2019年比96.9%減(2020年比427.1%増)となった。

日本は6月10日にようやく青区分の国や地域からの観光客に門戸を開いたが、グループツアー限定ということから、人数は少数にとどまったようだ。ニュースでは香港や韓国などからの団体の訪日が報じられていたが、訪日意向のある人でも個人旅行が解禁になるまでは待つという声も聞こえてくる。
ただし、これまで運休や減便していた各国からの航空便数は前年同月と比較して回復傾向にある。また、日本人のアウトバウンドは5月よりもさらに3万7000人増えた17万1500人となった。これは2019年同月比88.7%減で、前年同月比では459.3%増だった。
6月の訪日数を市場別に見ると、トップ5は、ベトナムの2万2900人、中国の1万4700人、韓国の1万1200人、アメリカの9700人、インドネシアの7000人だった。ベトナムは先月からは1万6000人ほど減ったが、コロナ禍前の2019年同月比35.3%減と、ほかの国や地域と比べると大きく改善されている。
また、同日に発表された2022年4月の訪日客数(暫定値)は13万9548人で、そのうち6166人が観光客**だった。

*JNTOによる訪日外国人とは、法務省集計による外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者を指す。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外国人数に含まれるが、乗員上陸数は含まれない
**この場合の観光客とは短期滞在の入国者から商用客を引いた入国外国人で、観光目的での渡航が認められていない状況下でも、統計上は一定程度の人数が「観光客」に振り分けられカウントされている。
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