データインバウンド
世界の入国規制状況は? 8/12時点で規制なし72カ国・地域。フランス、マレーシアなど追加
2022.08.16
やまとごころ編集部UNWTO(国連世界観光機関)とIATA(国際航空運送協会)が共同で開発したデスティネーション・トラッカーでは毎週、入国規制を撤廃した国の数が発表されている。
最新(8月12日現在)のデータでは、まったくの規制なしで入国できるのは72カ国・地域となった。前回の記事では、7月29日の時点で65カ国・地域だったが、2週間で追加8、規制再開1の実質7カ国・地域が増えたことになる。
8カ国・地域の内訳は以下の通り
欧州 2:フランス、モナコ
北中南米 2: フランス領ギアナ、グアドループ、
アジア太平洋 2:マレーシア、ニューカレドニア
(北マリアナ諸島が8/2時点で部分的規制に変更との記載あり)
アフリカ 2:レユニオン、スーダン

今回目立つのはフランスの規制撤廃だ。長年インバウンド客最多を誇る観光大国が、これまで入国時に必要だったワクチンの接種証明や陰性証明書の提示など、すべての規制をついに撤廃した。また、上記のリストを見ても分かる通り、グアドループ、レユニオンなど、フランスの海外県・海外領土でも同様に規制が撤廃された。フランスでは新型コロナウイルスの第7波で6月以降感染者が増えたが、7月18日の1日あたり35万4000人をピークに減少しており、8月12日時点の過去1週間平均の感染者は2万2000人だった。
アジア太平洋で新たに規制撤廃をしたのはマレーシアとニューカレドニア。マレーシアは4月1日に国境が開放された際に、電子申請によるトラベラーズカードの取得が義務化されていたが、8月1日の時点で、ワクチン接種状況に関わらずその取得も必要なくなり、出発前・到着時の検査、および入国後の隔離がなくなった。ニューカレドニアはフランスの海外領土になる。
また、8月11日時点の世界の規制レベルは、まったく規制なしが32%で7月29日から3ポイントアップ、なんらかの規制ありが64%となっている。地域別では、欧州が最も規制撤廃が進んでおり、規制なしが80%に上る。一方、アフリカではなんらかの規制ありがいまだ9割を超え、アジア太平洋では6%が今も厳格な規制となっている。

【入国規制なしの72カ国・地域一覧 8月12日時点】
欧州 43:アルバニア、アルメニア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ジョージア、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、カザフスタン、キルギス、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、マルタ、モナコ、モンテネグロ、北マケドニア、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、モルドバ、ルーマニア、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スウェーデン、スイス、トルコ、英国、ウズベキスタン
北中南米 13:ベリーズ、ボネール島、英領ヴァージン諸島、コスタリカ、キュラソー島、エルサルバドル、フランス領ギアナ、グレナダ、 グアドループ、ジャマイカ、メキシコ、トリニダード・トバゴ、アメリカ領ヴァージン諸島
中東 5:バーレーン、エジプト、クウェート、オマーン、イェメン
アジア太平洋 6:アフガニスタン、オーストラリア、マレーシア、モンゴル、ニュー・カレドニア、ベトナム
アフリカ 5:ベナン、コンゴ、ガボン、レユニオン、スーダン
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