データインバウンド
【宿泊統計】2023年2月延べ宿泊者数4114万人泊。外国人宿泊者数は2019年比65%まで回復。米・シンガポールなどコロナ前を上回る
2023.05.01
やまとごころ編集部観光庁が発表した2月の宿泊統計(第2次速報)によると、延べ宿泊者数(全体)は2019年同月比で5.5%減の4114万人泊だった。前年同月比では48.6%増となった。
内訳は日本人延べ宿泊者数が2019年同月比で2.8%増の3521万人泊、外国人延べ宿泊者数は2019年同月比36.1%減の593万人泊だった。それぞれ、前年同月比では52.6%増、2787.1%増となった。
また、3月(第1次速報)の延べ宿泊者数は、2019年同月比で2.8%減の4973万人泊、そのうち日本人延べ宿泊者数は2019年同月比0.5%増の4184万人泊。外国人延べ宿泊者数は2019年同月比17.0%減の789万人泊だった。


2月の宿泊者数は、2022年12月以来、再び4000万人を突破した。3月の速報値でも4900万人台を記録しており、春の花見シーズンとあって観光客の出足が好調のようだ。
7カ月ぶりに沖縄県がトップ5入り。地方でもコロナ前を超える客足に
都道府県別の延べ宿泊者数では、東京都が万664万6220人泊(2019年同月比16.1%増)で1位。以下、大阪府、北海道、沖縄県、千葉県と続く。沖縄は2022年7月以来、久々のトップ5入りとなった。コロナ前の2019年同月比でみると、東京都をはじめ、神奈川県、京都府、栃木県、富山県、奈良県、高知県、愛媛県、熊本県でコロナ前を上回る客足となっている。

国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が韓国(117万680人泊)、次いで台湾(80万2820人泊)、香港(41万3160人泊)、アメリカ(40万890人泊)、中国(27万2270人泊)となり、この上位5カ国・地域で全体の63.1%を占める。1月と比べると韓国は7万人泊増加、香港は13万人泊減少、他の3カ国はほぼ横ばいだった。2019年同時期に比べるとアメリカ、シンガポール、フィリピンなどでコロナ前を上回る客足となっている。

また、観光庁が4月7日に発表した主要旅行業者43社・グループの2月分の旅行取扱状況速報では、総取扱額は対2019年同月比61.4%の2255億3338万円となった。
海外旅行は対2019年同月比36.9%の573億3366万円、国内旅行は対2019年同月比81.2%の1600億7509万円、外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱い)は対2019年同月比54.7%の81億2463万円だった。国内旅行と海外旅行に関しては1月より回復したが、外国人旅行については、ほぼ横ばいだった。
最新のデータインバウンド
-

2025年台湾観光統計、出国者数1894万人で過去最多 訪日673万人に拡大 (2026.04.28)
-

アジア太平洋のインバウンド、2028年に最大7.6億人と予測も1.6億人の下振れ余地 (2026.04.23)
-

2026年1-3月インバウンド消費2.3兆円、中国半減で台湾首位 欧米豪は単価40万円超えも (2026.04.22)
-

2026年3月の訪日客361万人 累計1000万人越え。桜需要で欧米・東南アジア伸長、中東は3割減 (2026.04.16)
-

2025年中国観光統計、訪中3517万人で過去最高 インバウンド完全回復 (2026.04.13)
-

アジアの旅行支出意向、欧米比50%高。AI活用9割で行動が変化 ー世界20市場の旅行意向調査 (2026.04.06)
-

2026年1月訪日宿泊15%減の1283万人泊、中国62%減も地方は堅調 (2026.04.01)
-

アドベンチャートラベル市場、アジアが最大規模で約63兆円規模と推計。地域ごとで志向に差 (2026.03.23)
-

2026年2月の訪日客数346万人、中国45%減も東アジア・欧米がけん引。1-2月累計は前年並みに推移 (2026.03.19)
