データインバウンド
ミシュランガイド東京2024 星付き183軒、総数は過去最多の504軒。世界一の「美食都市」の座揺るがず
2023.12.14
やまとごころ編集部「ミシュランガイド東京2024」が12月5日に発表された。2008年版が初めて発表されて以来17回目を迎える東京版、星付き店の数は合計で183軒だった。前年よりも合計数は減ったが、三つ星は1軒増え、グリーンスターを含め新規に星がついた店は17軒あり、今年も東京は世界で最も多くの星が輝く都市となった。
三つ星、二つ星に新たに1軒ずつ
東京の今回の掲載総数は過去最高の504軒。内訳は三つ星が12、二つ星が6軒減り33、一つ星は11軒減って138、ビブグルマン127軒、今回初登場となった「ビブグルマンには入らないが、ミシュランがおすすめするレストラン」であるセレクテッドレストランは194軒。さらに、このうち持続可能なガストロミにーを積極的に推し進めるミシュラングリーンスターは11軒だった。
新たに三つ星がついたのは、二つ星から格上げとなった寿司の「青空」。店主は「すきやばし次郎」で12年修業した高橋青空(はるたか)氏だ。二つ星に新規に加わった1軒は、ペルーの自然と生態系の多様性を日本の食材を使って表現するイノベーティブの「マス」で、2022年にオープン以来注目されていた。新規の一つ星には7つの料理カテゴリーから16軒が掲載された。
なお、下の図は世界の都市のミシュラン星付きレストランの数トップ10だ。これまで東京と同様に前年に発表されていた京都、大阪の2024年版は2024年4月に発表されることになったため、2024年版は東京と上海のみ。それ以外は今年発表された2023年版を取り上げている。東京は世界一の美食都市と呼ばれるが、これを見ると東京以外に京都、大阪、香港、シンガポール、上海、台北とアジアが7都市がトップ10入りしている点にも注目したい。

また、2022年版以来発表されている「メンターシェフアワード」と「サービスアワード」が、今回も発表された。前者は、後進の育成指導に注力し、業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞で、「てんぷら近藤」の近藤文夫氏が受賞。後者はおもてなしに優れたスタッフに贈られる賞で、「Pont d’Or Inno(ポンドール・イノ)」の尾﨑徹氏が受賞した。
海外の旅行雑誌などの日本紹介の記事には、必ずと言っていいほど世界の美食都市がある国との記載がある。2024年もまた、東京は世界のグルメを呼び込む都市となるだろう。
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