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【宿泊統計】2024年1月外国人延べ宿泊者数22%増の1124万人泊、中国とロシア以外は2019年同月を上回る

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観光庁が発表した1月の宿泊統計(第2次速報)によると、外国人延べ宿泊者数は2019年同月比で22.0%増の1124万人泊で、4カ月連続の1000万人泊越となった。また、日本人延べ宿泊者数は同2.8%増の3441万人泊となり、合計した全体の延べ宿泊者数は同6.9%増の4565万人泊だった。日本人と外国人を合わせた延べ宿泊者数は、2023年7月から維持していた5000万人台を久しぶりに割った。

また、2月(第1次速報)の外国人延べ宿泊者数は、2019年同月比で23.4%増の1144万人泊、日本人延べ宿泊者数は同7.1%増の3670万人泊、合計した全体の延べ宿泊者数は同10.6%増の4815万人泊の見込みとなった。

 

2019年比で福島と宮城がトップ5入りで東北地方好調

都道府県別の外国人延べ宿泊者数では、東京都が323万2020人泊(2019年同月比77.2%増)で1位。次いで大阪府(175万5320人泊、同24.4%増)、北海道(110万8620人泊、同7.9%減)、京都府(86万4400人泊、同17.2%増)、福岡県(51万3480人泊、同25.6%増)と続いた。

2019年同月との伸び率でみると、福島県が153.6%増でトップ、次いで東京都77.2%増、神奈川県69.9%増、宮城県57.6%増、茨城県が46.6%増だった。三大都市圏(※1)と地方部の割合を、2019年同月と比べてみると、三大都市圏で42.8%の伸び、地方部で4.4%の減少となった。日本人も含めた全体の延べ宿泊者数(都道府県別)は東京都が804万2300人泊(2019年同月比40.6%増)で1位。以下、大阪、北海道、千葉、神奈川の順だった。


国別では韓国が1位維持、2019年比ではフィリピンがトップに

国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が韓国(181万4940人泊)、2位が台湾(156万360人泊)、3位が中国(145万1820人泊)、4位が米国(68万500万人泊)、5位香港(62万560人泊)となり、この上位5カ国・地域で全体の65.3%を占める。

台湾が先月よりも1つ順位を上げて2位に入り、香港がシンガポールの代わりに5位に返り咲いた。2019年同月比では中国とロシア以外はすべて上回っており、特にフィリピンが100.4%増、カナダが80.1%増、米国とシンガポールがともに74.4%増と好調を示した。

また、観光庁が3月8日に発表した主要旅行業者43社・グループの1月分の旅行取扱状況速報では、総取扱額は対2019年同月比69.4%の3225億778万円となった。

内訳をみると、海外旅行は同55.0%の1318億1677万円、国内旅行は同78.9%の1783億945万円、外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱い)は同84.8%の123億8156万円だった。2019年比では、国内旅行も外国人旅行も2023年12月の時点では90%を超えていたが、後退した。

※1 )三大都市圏とは、「東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫」の8都府県をいう。地方部とは、三大都市圏以外の道県をいう。

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