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【宿泊統計】2024年2月の外国人延べ宿泊者数は1152万人泊。春節連休で中国が市場別トップに

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観光庁が発表した2月の宿泊統計(第2次速報)によると、外国人延べ宿泊者数は2019年同月比で24.2%増の1152万人泊だった。また、日本人延べ宿泊者数は同6.0%増の3633万人泊となり、合計した全体の延べ宿泊者数は同9.9%増の4785万人泊だった。外国人延べ宿泊者数は、5カ月連続の1000万人泊超となった。

また、3月(第1次速報)の外国人延べ宿泊者数は、2019年同月比で33.4%増の1270万人泊、日本人延べ宿泊者数は同1.3%増の4216万人泊、合計した全体の延べ宿泊者数は同7.2%増の5486万人泊の見込みとなった。

 

東京、大阪、北海道のインバウンド人気変わらず

都道府県別の外国人延べ宿泊者数では、東京都が393万6860人泊(2019年同月比100.6%増)で1位。次いで大阪府(169万8590人泊、同22.5%増)、北海道(112万4410人泊、同9.1%減)、京都府(86万4490人泊、同16.2%増)、福岡県(51万4690人泊、同27.8%増)と続いた。トップ5の顔ぶれ、順位ともに1月と同じだった。

2019年同月との伸び率でみてみると、東京都が100.6%増でトップ、次いで宮城県79.1%増、福島県69.0%増、茨城県48.5%増、石川県39.5%増だった。三大都市圏(※1)と地方部の伸びを2019年同月比でみると、それぞれ45.2%増、1.6%減となった。

日本人も含めた全体の延べ宿泊者数(都道府県別)は東京都が852万6630人泊(2019年同月比49.0%増)で1位。以下、大阪、北海道、沖縄、京都の順だった。

 

国別では中国が久しぶりの1位、2019年比ではフィリピンが128%増と突出

国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が中国(182万8460人泊)、2位が台湾(171万5690人泊)、3位が韓国(167万720人泊)、4位が米国(67万6970万人泊)、5位が香港(63万4610人泊)となり、この上位5カ国・地域で全体の67.4%を占める。

1月に3位だった中国は1位の韓国と36万人泊差があったが、2月は1位に浮上。今年は春節(旧正月)の大型連休が2月にあったため、押し上げる要因となった。2019年同月比では中国とロシア以外はすべて上回っている。特にフィリピンが128.2%増、カナダが90.1%増、米国が88.4%増と好調を示した。2019年同月比では低迷が続いている中国も1月は37.2%減だったのが、2月は29.4%減と改善されている。

▶︎国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2024年2月[第2次速報])

また、観光庁が4月12日に発表した主要旅行業者43社・グループの2月分の旅行取扱状況速報では、総取扱額は対2019年同月比78.1%の2867億9059万円となった。

内訳をみると、海外旅行は同65.8%の1024億7549万円、国内旅行は同87.7%の1726億3910万円、外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱い)は同78.6%の116億7600万円だった。2019年比では、国内旅行も外国人旅行も2023年12月の時点では90%を超えていたが、1月、2月と2カ月連続で後退した。

※1 )三大都市圏とは、「東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫」の8都府県をいう。地方部とは、三大都市圏以外の道県をいう

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