データインバウンド
2025年3月の訪日宿泊数14%増の1482万人、秋田・新潟で倍増
2025.06.02
やまとごころ編集部観光庁が2025年3月の宿泊統計(第2次速報)を発表した。
2025年3月の外国人延べ宿泊者数は1482万人
それによると、外国人延べ宿泊者数は2024年同月比で14.1%増の1482万人泊だった。日本人延べ宿泊者数は同3.4%減の4069万人泊となり、合計した全体の延べ宿泊者数は同0.7%増の5551万人泊。延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は26.7%だった。
また、2025年4月(第1次速報)の外国人延べ宿泊者数は、前年同月比で13.0%増の1639万人泊、日本人延べ宿泊者数は同1.1%減の3697万人泊、合計した全体の延べ宿泊者数は同2.8%増の5336万人泊となる見込だ。


都道府県別の外国人宿泊数、3月は京都が3位浮上
都道府県別の外国人延べ宿泊者数では、東京都が513万6680人泊(2024年同月比6.6%増)で1位。次いで大阪府(199万4600人泊、同7.4%増)、京都府(156万7100人泊、同9.8%増)、北海道(93万1900人泊、同46.4%増)、福岡(71万5980人泊、同32.1%増)と続いた。
2024年12月以降スノーシーズン需要の高まりにより、北海道が東京都、大阪府に次ぐ3位を維持していたが、3月は京都府が上回り、3位となった。

▶︎都道府県別外国人延べ宿泊者数(2025年3月(第2次速報))と前年同月比

※前年同月比は、速報値との比較。なお、岩手県、山形県、滋賀県、沖縄県は標準誤差率が20%を超えており留意が必要。
外国人宿泊数、前年比の伸び率は秋田や新潟がトップ3に
外国人延べ宿泊者数を2024年同月との伸び率でみると、秋田県が112.8%増でトップ、次いで新潟県107.9%増、香川県68.6%増だった。
3月は、2月に伸び率トップ10圏外だった秋田県が1位、新潟県が2位になった。また、1月、2月とトップ3に入っている香川は、3月も3位と引き続き順調だった。

三大都市圏(※1)と地方部の伸びを2024年同月比でみると、それぞれ8.1%増、29.1%増となった。
また、日本人も含めた全体の延べ宿泊者数(都道府県別)は東京都900万7510人泊(2024年同月比7.73%減)で1位。以下、大阪府、北海道、沖縄県、京都府の順だった。
国籍別の宿泊者数、中国に続きアメリカが2位
国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が中国(210万6240人泊)、2位がアメリカ(178万6220人泊)、3位が台湾(151万6450人泊)、4位が韓国(133万4110人泊)、5位が香港(56万730人泊)となり、この上位5カ国・地域で全体の57.6%を占める。3月は、アメリカが韓国や台湾を交わして2位にきているのが特徴的だ。
2024年同月比の伸び率を見ると、ロシアが78.2%増でトップだった。その他、中国(55.1%増)も好調。一方、韓国、香港、フィリピン、ベトナムでは伸び率がマイナスを記録した。これは、2024年は3月下旬にあったイースター休暇が、2025年は4月中旬にずれ込んだことが一因と考えられている。
▶︎国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2025年3月[第2次速報])
![国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2025年3月[第2次速報])](https://yamatogokoro.jp/inbound/wp-content/uploads/2025/05/0c61195d96ec43f4587528b8b6137e2a-992x1024.jpg)
旅行取扱状況、外国人旅行は19年比、前年同月比ともに上回る結果に
また、観光庁が5月23日に発表した主要旅行業者43社・グループの3月分の旅行取扱状況速報では、総取扱額は対2019年同月比78.4%の3511億2349万円となった。
内訳をみると、海外旅行は同72.3%の1258億3757万円、国内旅行は同79.0%の1982億1894万円、外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱い)は同118.1%の270億6699万円だった。
海外旅行・国内旅行は2019年同月を下回った一方で、外国人旅行は118.1%と上回った。また、2024年同月比では、海外旅行が107.6%、外国人旅行が115.5%となり、いずれも前年を上回っている。
※1 )三大都市圏とは、「東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫」の8都府県を、地方部とは、三大都市圏以外の道県をいう。
出典:観光庁 宿泊旅行統計調査 2025年3月・第2次速報、4月・第1次速報
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