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★訪日外国人に人気の体験ランキング発表、キーワードは「日常体験」「多様化」

2018.01.23

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株式会社リクルートライフスタイル内に設置された観光に関する調査・研究などを行うじゃらんリサーチセンターは、訪日経験のある5か国(韓国、中国、アメリカ、インド、ドイツ)に住む外国人に対して、訪日旅行中の体験や今後日本で体験したいことについてアンケートを実施した。

訪日旅行で経験・実施したことのランキングでは、韓国人は「リフレッシュ旅行」、「都市公園の散策」、「繁華街散策」など、日本人の日常を楽しんでいることが分かった。また、中国人に関しては、「自然景観」、「富士山」、「田舎暮らし」がトップ3を占め、日本の自然や風土を楽しむ傾向が明確になった。

なお、アメリカ人、インド人、ドイツ人に関しては、「神社・仏閣」が上位にランキングし、このほか「自然景観を楽しむ」、「日本庭園の散策」なども人気を集めている。

 今後の訪日旅行で経験・実施してみたいことのランキングでは、韓国人には「秘境訪問」、「日本の原点の風情を味わう」、「祭りを楽しむ」が人気で、ニーズの細分化が進んでいることが分かる。また、中国人に関しては、「スキー・スノボ」が5か国で唯一ランクインし、ウィンタースポーツに対するニーズが高まりつつあるようだ。

このほか、アメリカ、ドイツでは、日本のお城への興味関心が高まっているほか、インドでは、お遍路・札所巡りや川下りといったディープでマニアックな志向が強まっていることも興味深い。

訪日旅行での体験に対するニーズは、今後ますます多様化が進むと言えそうだ。

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(やまとごころ編集部)

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