インバウンドニュース
★外国人が求める「食」の傾向が明らかに。訪日外国人が予約した日本の飲食店ランキング発表
2018.02.15
全世界でオンラインレストラン予約サイトを運営するOpenTableは、サイトに掲載している日本の1600店以上のレストランを対象に行った調査をもとに「訪日外国人が予約した日本のレストラン トップ 20」を発表、懐石料理からアメリカ料理まで、幅広いカテゴリーのレストランが選ばれた。
訪日外国人に好まれるレストランの特徴を「料理」「サービス」それぞれの面で分析すると、料理については「日本でしか食べられない料理」がポイントになっていた。懐石料理、寿司、天ぷら、焼鳥など、和食・日本食でなくとも、神戸牛のステーキなど日本でなければ食べられない食材を出すレストランの人気が高かった。また、ワインがあると高評価だった。
東京・渋谷の居酒屋「開花屋」でオーナーシェフを務める丹下氏は「訪日外国人客は来日前に日本でしか味わえない食事体験を求めて、レストランの事前情報収集をしている様子だ。予約サイトの評価・口コミを見て来店する人も少なくない。一度気に入っていただくと、訪日外国人客でも再来店してもらえる。」と話す。
サービス面では英語メニューや英語で接客ができる店員、丁寧でフレンドリーな接客、素晴らしい景色などの要素の評価が高く、開花屋では、提供している料理の調理法やおすすめの食べ方などをオーナーシェフ直筆のイラスト付きの英文小冊子を各席に置いている。
また、京都のハイアットリージェンシー内にある日本料理『東山(Touzan)』では、カウンター越しにシェフがお客様と英語で会話をし、メニューの説明を通してコミュニケーションを取っている。ホテル内の飲食店であるため、各室にタブレット端末を置き、宿泊客も検索しやすい環境を整えている。
「訪日外国人が予約した日本のレストラン トップ 20」 (五十音順)
(やまとごころ編集部)
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