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★JR「ジャパン・レール・パス」販売窓口増加と無料Wi-Fi拡大で外国人観光客の利便性向上

2018.02.26

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外国人観光客が日本国内を鉄道で移動する際の利便性向上を目的に、JR各社は国内での「ジャパン・レール・パス」販売窓口を増やすと発表した。
「ジャパン・レール・パス」は、訪日外国人旅行者向けの特別企画乗車券として事前引換証の購入による海外発売をしてきたが、2017 年3月より期間限定で日本国内の一部箇所で発売を行っていた。現在、国内では主要空港・主要駅を中心に16カ所で販売しているが、3月20日からは更に39の駅・空港でも取り扱いを開始し、計55ヶ所で販売する。
「ジャパン・レール・パス」はJR各社の鉄道・路線バスが乗り降り自由で利用できるため、外国人観光客への人気は高いが、渡航前の事前申込制を採っていたため日本到着後に購入ができず、需要を取りこぼしていた。

さらに、JR東日本は、山形新幹線・中央線特急「あずさ」で2018年から新たに無料で利用できるWi-Fiを導入予定。2019年に全車両への整備完了を目指す。東北・北陸・秋田新幹線では2018年夏から提供開始を早め、5月から順次導入する。JR東日本では、従来から駅では無料でWi-Fiを利用できるが、車内でも利用できるように求める声が高まっていた。

(やまとごころ編集部)

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