インバウンドニュース
★地方自治体によるインバウンド向け地域PR動画が相次ぎヒット
2018.03.19
島根県出雲市と宮崎県小林市がそれぞれ制作した地域PR動画が相次ぎヒットし、地方自治体の動画によるインバウンド観光客誘致策として注目を集めている。
島根県出雲市のインバウンド向け観光PR動画「Izumo, Japan 4K(Ultra HD)-出雲」は2月28日(木)に公開され、わずか2週間で視聴回数が550万回を超えた。
この動画は株式会社西日本新聞メディアラボが、自治体の観光PR映像で全国的に注目を集める永川優樹氏と共同で制作。豊富な地域資源を旅行者の目線で切り取った点が評価されている。
YouTubeでは英語で書かれた観光案内ページへのリンクを設置し、外国人観光客向けのPRにつなげている。
宮崎県小林市は英、仏、豪、香港に展開した「Pure Green Kobayashi-City Miyazaki, Japan 4K」の視聴回数が公開後3ヶ月で430万回を超えた。この動画は、2019年ラグビーワールドカップに伴う周遊客を念頭に制作。ラグビーの試合観戦目的で来日した観光客が小林市を訪れたくなるように、撮影はワールドカップの開催時期に合わせ9月に行われた。
ラグビーW杯は約7週間と長期にわたり、試合日の間隔が長い。そのため小林市では「九州を周遊する機運が高まる」とみて、インバウンド向け観光推進担当者としてフランス人女性を採用するなど、総合的な施策を行っている。
どちらの動画も視聴者には好評で、「なんと素晴らしい映像!おかげさまで、日本旅行の最初の目的地が決まりました」などの感想が海外から寄せられている。
<島根県出雲市PR動画>
<宮崎県小林市PR動画>
(やまとごころ編集部)
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