インバウンドニュース
★2018年1月外国人宿泊者数は627万人泊、1月の最高値を記録
2018.04.02
観光庁は3月30日、2018年1月の宿泊旅行統計調査の結果を発表した。1月の述べ宿泊者数(全体)は3,573万人泊で、対前年同月比が1.0%減となった反面、外国人の述べ宿泊数は627万人泊で1.1%増と伸びを見せた。これは調査開始以来の1月における最高値であり、調査を開始した2007年と比較すると約4倍の宿泊数である。
1月の外国人述べ宿泊数を国籍別で見ると、上位から中国、韓国、台湾、香港、アメリカの順になった。この上位5カ国・地域で全体の72.7%を占めている。伸び率で目立ったのは前年同月比で韓国の25.1%増、インドネシアの23.7%増と大幅に拡大した。
なお、三大都市圏と地方部で外国人述べ宿泊者数の1月の対前年同月比を比較すると、三大都市圏で2.4%減、地方部で5.4%増と、地方部での増加が著しい。
▼詳しくはこちら
【観光庁】宿泊統計
(やまとごころ編集部)
◆2017年の宿泊統計はこちら
関連インバウンドニュース
-
2025.05.27
2025年夏の旅行動向、旅行者の8割が“体験”重視。支出も増加傾向 ートリップアドバイザー
-
2025.05.13
外国人は「大屋根リング」に高評価も、多言語対応など課題明らかに ー大阪・関西万博レビュー分析
-
2025.05.09
行政自治体インバウンド担当者への意識調査、7割が「地域や組織内の理解不足」を課題に
-
2025.04.25
訪日外国人の鉄道利用、北陸・東北など地方5路線で2倍超の伸び
-
2025.04.23
自治体の観光施策 成果実感3割未満、データ活用と分析に課題
-
2025.04.15
訪日客1500人に聞いた大阪・関西万博への本音、認知度7割も「混雑・費用」がネックに
-
2025.04.11
世界で190兆円超規模のスポーツツーリズム、平均支出は23万円
-
2025.04.08
中国、韓国、台湾の訪日客の宿泊施設選び、最も重要視するポイントは?