インバウンドニュース
★東京都、飲食・宿泊・小売事業者向けに「インバウンド対応ガイドブック」を作成。習慣の違いを説明
2018.04.03
東京都は外国人旅行者の持つ文化・習慣に関する基本知識や、対応策をまとめたガイドブックを作成した。飲食・宿泊・小売事業者を主な対象としている。
ガイドブックは、訪日外国人旅行者が多い14の国・地域における文化・習慣について、主に以下の6つの観点で書かれており、現場の声をもとにした対応策がまとめられている。
1、各国の食事のマナーや習慣 2、食の制限 3、マナー 4、トイレ・風呂ののルール 5、会計 6、対応事例
特に、これらの要素は日本と違う場合が多いため、「文化の違いを踏まえたおもてなし」ができるよう、以下のような参考例が挙げられている。
・一般的に温かい食事を好む(中国も同様)。冷たい料理や飲み物を嫌がる人がいるかもしれないと心得ておく(台湾)
・英国人は形式を非常に重んじ、テーブルマナーは教育の一つとして身につける(英国)
・ナイフとフォークを持ち替えてもよい。全体的には英国 式テーブルマナーが用いられているが、打ち解けた雰囲気を好み、食事そのものを簡便に楽しむ(米国)
・宗教に由来するベジタリアンの場合、肉類を料理 した調理器具を使うことがNGの場合も。(ベジタリアン)
本ガイドブックは10,000部作成され、都内市区町村の宿泊施設・飲食店・商業施設・都内区市町村などに配布される予定だ。
(やまとごころ編集部)
関連インバウンドニュース
2024.07.12
インバウンド増で旅館・ホテル市場の売上2019年水準まで回復、2024年度は過去最高の予測ー帝国データバンク
2024.07.10
ミシュランガイド日本全国の宿泊施設を評価、アジア初の「ミシュランキー」108施設が選出
2024.07.02
「食べログ」インバウンド向けネット予約、3万5千店舗で対応。コース予約や訪日客限定メニューなども設定可能に
2024.06.11
2024年夏、家族で行きたい世界の旅先を発表、東京の順位は? ーブッキング・ドットコム
2024.05.20
訪日台湾人・香港人の夕食、屋台感覚の「デパ地下」が人気。惣菜購入が観光目的の一部に
2024.05.14
2025年訪れるべき「日本の感動地」を発見するジャパントラベルアワード、エントリー受付開始
2024.04.30
旅館・ホテルの2024年3月景気動向調査、6割近くが稼働率「上昇」と回答。販売単価高止まり
2024.04.23
星野リゾート 廃油を持続可能な航空燃料SAFへ再資源化、OMO関西空港から