インバウンドニュース
★訪日外国人の消費アップに向け、最大1500万円の経費負担 新規ビジネスモデルの創出へ —観光庁
2018.07.03
観光庁は、訪日外国人旅行者の潜在的なニーズを把握し、消費機会の拡大が期待できる新たな体験型観光コンテンツの開拓・育成のため、「訪日外国人旅行消費額の増加」や「訪日外国人の地方誘客」に向けたモデル事業を実施する。
訪日客消費額8兆円の達成に向けて、訪日外国人旅行者の消費機会を拡大するためには、消費と密接に関係する滞在時間の長期化を促すことが必要。そのためには、文化や自然などの地域固有の観光資源を活用した体験型観光コンテンツを充実させ、より深い日本の楽しみを旅行者に提供することが、今後の地方誘客や消費機会の拡大、地域全体の活性化を目指す上で極めて重要としている。
今回のモデル事業では、ビジネスモデルとして全国への展開等を行うことを目的とし、モデルの確立に向けたアイデアとともにその成果を検証し、実証の場の提供に協力できる事業実施者を募集する。これは補助金、交付金の類ではなく、モデル事業に選定された実施者の取組に要する経費を負担するというもので、1件あたり1,500万円程度を上限とする。
対象となる事業は以下の通り。
1)最先端ICT を活用した観光に関する取組(4件程度)
2)オフシーズン期におけるスノーリゾートやビーチリゾートの活用、付加価値の高い美容体験サービスの提供等の、潜在的な観光資源に関する取組(5件程度)
3) 夜間の観光資源に関する取組(3件程度)
公募期間は2018年7月2日(月)から7月27日(金)までとなる。
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(やまとごころ編集部)
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