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★トリップアドバイザー「日本のテーマパークランキング2018」を発表。初のトップ10入りを果たした意外な施設とは?
2018.07.31
世界最大の旅行サイト「TripAdvisor®」(トリップアドバイザー)は、旅行者の口コミ評価をもとにした「トリップアドバイザーの口コミで選ぶ 世界の人気テーマパーク2018」を発表した。世界・アジア・日本それぞれのテーマパークランキングトップ10が発表されている。日本のランキングでは、おなじみのテーマパークが上位を占める中、和歌山県と京都府のテーマパークが初ランクインする興味深い結果となった。
1位にランクインした「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」洋画・邦画問わず色んなキャラクターの世界観を取り入れ、映画好きの人にはたまらないテーマパークとなっている。特に映画の世界観を忠実に再現した、ハリーポッターエリアの人気が高い。日本人だけでなく、外国人からの評価も高く、世界のランキングでは25位、アジアのランキングでは3位だった。「日本は暑いが、それ以上に楽しい」「一度は訪れるべき場所」といったコメントもあり、日本語を上回る数の外国語での口コミが投稿されている。
2位の「東京ディズニーシー」3位の「東京ディズニーランド」は、アジアのテーマパークランキングでもそれぞれ4位、5位を獲得。「東京に来たら、絶対に訪れなければならない場所」「期待を上回る場所で、普通では味わえない体験ができる」などの外国語でのコメントも多数寄せられ、他の地域のディズニーランド以上のサービスに満足する様子がうかがえる。
上位3位までの顔ぶれは前年と同じだが、それ以降は初登場の施設もランクイン。4位には、和歌山県白浜町に位置するテーマパーク「アドベンチャーワールド」が初登場。アドベンチャーワールドは、ジャイアントパンダが見られることで有名だが、ジェットコースターや観覧車などのアミューズメントエリアも人気がある。なお、アドベンチャーワールドは、アジアのランキングでも9位にランクインしている。日本語の口コミが多数を占めるものの、訪日外国人観光客からは「パンダが見られる場所」「大人でも子供でも楽しめる場所」などといったコメントも見られた。
また、9位には京都府宮津市に位置する「天橋立ビューランド」が初めてランクイン。日本三景の「天橋立」を一望できる遊園地で、写真を撮りまくってしまうほどの景色の美しさが好評だ。
【日本のテーマパークランキング2018】 ※()は前年のランキング
1位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(1)
2位:東京ディズニーシー(3)
3位:東京ディズニーランド(2)
4位:アドベンチャーワールド(初)
5位:ナガシマスパーランド(4)
6位:富士急ハイランド(5)
7位:東京ワンピースタワー(6)
8位:メガウェブ(9)
9位:天橋立ビューランド(初)
10位:江戸ワンダーランド日光江戸村(8)
【アジアのテーマパークランキング2018 トップ10】
1位:ユニバーサル・スタジオ・シンガポール/シンガポール
2位:香港ディズニーランド/香港
3位:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン/日本
4位:東京ディズニーシー/日本
5位:東京ディズニーランド/日本
6位:ラモジ・フィルム・シティー/インド
7位:ワンダーラ・アミューズメントパーク/インド
8位:アドベンチャーワールド/日本
9位:ヴィンパール・アミューズメントパーク/ベトナム
10位:エバーランド/韓国
(やまとごころ編集部)
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