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★東北の観光振興に向け、JR東秋田支社と地域鉄道4社が連携 インバウンド客誘致へ

2018.08.01

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JR東日本秋田支社は7月30日、秋田・青森のローカル鉄道である津軽鉄道、弘南鉄道、由利高原鉄道、秋田内陸縦貫鉄道の4社と連携協定を結んだ。各社が有する人的・物的資源の有効活用をつうじて、青森県・秋田県をはじめとする東北の観光振興に貢献することが目的。

これらの目的を実現するため、今後以下の3つ観点から連携を行う。
1)青森県、秋田県をはじめとする東北の観光振興
2)各社の観光振興により、鉄道への乗車率の向上につながること
3)各社の魅力を創出する

同社は先月25日、9月~11月の3か月間にわたり、秋田県と共に大型観光キャンペーンを行うことを発表した。キャンペーンでは、秋の秋田ならではの自然・味覚・温泉を前面に打ち出し、観光複合施設「オガーレ」や駅舎がオープンした男鹿エリア周辺地域や白神山地、JR線やローカル鉄道を結んだ広域観光などの魅力を伝え、観光客の誘客を図る。なお、今回のキャンペーンでは、インバウンド誘客に向けた取り組みも行う。SNSを活用した情報発信のほか、観光アプリ「アキタノNAVI」を使用して、多言語での情報提供も行おう他、秋田犬と触れ合えるキャンペーンも実施する。

今回の連携の一環として、まずは大型キャンペーンにあわせ、ホームページなどを使用して各社がPRを行い、共通乗車券やパンフレット、旅行商品の造成なども視野に入れる。これらの取り組みは、インバウンド(訪日外国人)も対象としており、観光客誘致を強化したい考えだ。

JR東日本秋田支社は、2017年12月にも、JR北海道函館支社や周辺の自治体とともに「函館・秋田・津軽広域観光推進協議会」を発足させた実績がある。

(やまとごころ編集部)

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