日本政府観光局（JNTO）は９月19日に、2018年８月の訪日外客数を発表。前年同月比4.1%増の257万8000人となった。これは2017年８月の247万7000人を10万人以上上回り、８月として過去最高となる。今年１～８月の累計は2130万9000人となり、これまで最速で2000万人を超えた。

航空路線の新規就航や増便に加え、継続的な訪日プロモーションの効果もあり、前年同月を上回ったものの、大阪府北部の地震や７月豪雨の影響により、これまで訪日者数の伸びを牽引してきた東アジア市場が伸び悩み、韓国では4.3％減になるなど訪日需要が抑えられたことが、訪日者数全体の伸びの鈍化に影響した。

市場別では、イタリア、スペインが過去最高を記録したほか、16市場（中 国、台湾、香港、タイ、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、イン ド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、ロシア）で８月として過去最高を記録した。

（やまとごころ編集部）

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