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★大分県・ANA・Airbnb、農泊や体験コンテンツの情報発信などで連携

2018.11.20

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大分県、全日本空輸株式会社(ANA)、Airbnb Japan株式会社は11月14日、国内外へ大分の魅力を発信し、観光客の増加による地域の活性化を目指すため協働する覚書を締結した。

観光庁が発表する宿泊旅行統計調査によると、大分県は訪日外国人旅行者の伸び率が前年比167.7%と全国1位であり、今後は、国際的スポーツイベント等によるさらなる注目拡大が見込まれている。3社は、大分県内の温泉・伝統文化など豊かな観光資源を、ANAやAirbnbのネットワークを通して国内外に情報発信し、旅行者の来訪促進を図る。

具体的な取組としては、地域の文化・自然等を味わうことのできる宿泊場所「農村民泊」の利用促進を促すため、農村民泊家庭に対してAirbnb登録セミナーや写真撮影等の登録サポートを実施する。また、Airbnbへの体験プログラムの掲載やANAウェブサイト等での大分県の魅力発信を協働する。

宿泊客を開拓するために、ANAマイレージクラブ会員約3200万人と搭乗者へのアプローチも検討している。日本国内外の潜在的旅行者に対して、マーケティング及び大分県の特色を活かした誘客キャンペーンを実施する予定。その他にも、旅行者の大分県滞在をより一層促進するために、解決すべき課題とニーズを洗い出し、3社のネットワークを活かした施策を実施していく。

(やまとごころ編集部)

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