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★中国人の食に対する意識と支出金額は? 食に最もお金をかける性別と世代が明らかに
2018.12.07
訪日中国人旅行者が滞在中に購入する品目の中でかなりの割合を占めるのが食品だ。化粧品の次に多く購入される品目である菓子類は帰国後の越境ECでも2位となっているほか、インスタント食品や健康食品も人気の品となっている。そんな中、市場調査や事業支援サービスを提供する(株)ヴァリューズが、中国人の食に対する意識と支出金額に関する調査を行った。
越境ECの経験があり、過去1年間に訪日経験のある中国人4,112人からアンケートを取った。食生活で意識していることは、という質問には多い順で「水分を2リットル摂る」「野菜・海藻・キノコ類を多く摂る」「朝食をきちんと摂る」となった。食事のバランスや栄養に意識する一方で、日本において意識の高い食べ過ぎや糖質、脂質の過剰摂取に注意するという項目は中国では下位となった。
性年代別で意識している項目を分けてランキングしてみると、男性30歳未満と女性24歳以下では「1日3食食べる」が上位にあり、若い世代において食事回数に対する意識が高い。男性30歳以上では「栄養バランスを考える」が上位にあり、女性35歳以上では「野菜・海藻・キノコ類を多く摂る」が「水分を2リットル摂る」より上位にある。年代が上になるほど、食事の質を考慮に入れる人が多いことが分かる。
食品への支出金額については、40歳以上の支出額が最も小さく、大きかったのは男性の24歳以下となった。ヴァリューズの最近の調査では訪日中国人の3割が菓子類を購入しているというデータがあり、友人やパートナーへの食品ギフトに支出が回っていることが考えられる。このことから、若い中国人カップルが購入する食品ギフトに日本での支出を期待できるとしている。
(やまとごころ編集部)
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