インバウンドニュース

インバウンド注目ニュースTOP5(6/3~6/9)

2017.06.12

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1位

ナイトアクティビティへの人気急上昇!

外国人に人気の日本の観光スポットBEST30を発表

ホテルなど旅行に関する口コミ・価格比較などに関わるウェブサイト・アプリを運営するトリップアドバイザーは、投稿された外国語の口コミ評価をもとに、「外国人に人気の観光スポット2017」を発表した。

今年ランキングに初登場した3施設の共通点は「外国人も楽しめるナイトアクティビティのスポット」。マジックショーが楽しめるマジックバー フレンチドロップ(大阪府大阪市)が22位、英語でコメディーが楽しめるRORコメディー(大阪府大阪市)が23位、イルミネーションの美しさで定評のあるなばなの里(三重県桑名市)が27位だった。 

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2位

東北と九州が外国人の人気宿泊先に! 3月延べ外国人宿泊数発表

 5月31日、観光庁が発表した宿泊旅行統計調査結果によると、2017年3月の外国人宿泊者数は全体の13.8%の590万泊、対前年同月比0.8%増で、調査開始以来、3月としては最高値を記録した。

3月の都道府県別の伸び率は、1位が岩手で92.6%増、秋田は2位で91.1%増、佐賀が3位で61.7%増、福島が4位で60.4%増、5位が鹿児島で58.2%増と、東北、九州エリアの伸び率が著しい。ちなみに台湾からの宿泊者の占める割合が、1位の岩手で48%、2位の秋田で57%だった。

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3位

国際会議開催数の世界ランキング発表 日本は5位、1位は韓国

国際組織団体等に関する調査を行う国際団体連合(UIA)が発表した「国際会議統計報告書」によると、2016年、日本では523件の国際会議が開催され、世界ではフランスと並んで5位だった。1位は997件の韓国で、初めて首位にたった。2位は953件のベルギー、3位は888件のシンガポール、4位はアメリカで702件。日本は2014年から3年連続で5位をキープしている。

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4位

ベビー用品フックにインバウンド消費が好調 5月百貨店売上速報 

6月1日、各百貨店が発表した2017年5月の売上速報によると、免税売上は、関西圏を中心に高い伸びがみられる。ベビー用品を中心に好調だったあべのハルカスでは約3倍だった。また、高島屋全体の免税売上は71.1%増だったが、大阪難波の高島屋大阪店では約2倍だった。化粧品やラグジュアリーブランドの売り上げが好調だった阪急阪神百貨店では約5割増、大丸松坂屋百貨店は49%増だった。なお、関東圏を中心に店舗展開する三越伊勢丹では、免税売上が17.5%増にとどまった。

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5位

外国人の注目を集める「民宿」。ホテル不足解消の一手となるか!?

2020年までに訪日外国人数4000万人という目標達成にあたっての課題の一つがホテル不足。その課題解決に向けては「民泊」が、いま旬のトピックスだが、一方で「民宿」も外国人に人気を集めていることを、皆さんはご存じだろうか。

LCCの就航に伴い、多くの外国人が訪れるようになった日本最南端の鹿児島県。同県志布志市にある民宿「すず風」には、値段の安さと、畳と布団という昔ながらの日本のスタイルを味わえることを魅力に感じ、東南アジアや欧州、最近になって中国の方も多く訪れるそうだ。

また、岐阜県高山市に点在する民宿では、お客様の8割以上が外国人という宿も少なくない。JR高山駅近くにある民宿「惣助」には、自国スウェーデンの旅行社から、日本の民宿を体験することを勧められて訪れたお客さんの姿も。ここに来てよかったととても満足した様子だった。

先日発表された2017年3月の宿泊統計結果によると、旅館と簡易宿所の平均稼働率はそれぞれ38.9%と26.1%だった。民宿は、観光庁が行う宿泊統計上、そのスタイルによって「旅館」あるいは「簡易宿所」のいずれかに属する。民泊のみならず、昔ながらの日本らしさを味わうことができる「民宿」も、外国人にとっては魅力的な体験ができる場所。今後の盛り上がりにも期待したい。

出典:

外国人観光客に畳と布団が人気!「民宿」が宿不足を救う

 

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