世界最大の旅行サイト「TripAdvisor®」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社は、「旅好きが選ぶ！日本の城 ランキング2017」を発表した。

今回のランキング上位は、１位が『姫路城』（兵庫県姫路市）、２位が『松本城』（長野県松本市）、３位が『松山城』（愛媛県松山市）となり、姫路城は２年連続の１位、松山城は昨年の６位から順位を上げてトップ３入りした。

トップ20に初めてランクインしたのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵時の拠点となった『名護屋城跡』（佐賀県唐津市）、2004年に木造で天守閣を復元した『大洲城』（愛媛県大洲市）、滝廉太郎の「荒城の月」のイメージになったといわれる『岡城阯』（大分県竹田市）だった。

今年の傾向としては、壮大な天守閣が存在する城だけでなく、防御機能や敵を威圧するための石垣や、櫓（やぐら）が残る城跡などにも人気が集まったようだ。

１位の『姫路城』、２位の『松本城』（長野県松本市）、５位の『二条城』（京都府京都市）などでは、外国語でのコメントが数多く寄せられ、「Must see!（絶対見るべき！）」「Great experience（素晴らしい体験）」「Beautiful（美しい）」といった評価を受けている。また、都市部に位置する『二条城』や『大阪城』は、20ヶ国以上の言語で4000件以上ものコメントが寄せられ、外国人観光客の人気のスポットであることがわかる。

（やまとごころ編集部）

旅好きが選ぶ！日本の城ランキング 2017 トップ20　（※括弧内は前年度順位。「初」は今年初登場。）