インバウンドニュース
欧州向け訪日キャンペーンでサッカー元スペイン代表のイニエスタ選手を起用、JNTOと楽天が共同で
2019.01.25
2020年の訪日外国人客数4,000万人と旅行消費額8兆円の達成に向け、欧米豪市場からの誘客強化に力を入れるJNTOは、サッカー元スペイン代表のイニエスタ選手を起用したキャンペーンを実施する。(株)楽天との共同で行うこのキャンペーンは、欧州でも知名度の高いイニエスタ選手を起用することにより、スペインを筆頭に欧州の旅行者の更なる訪日意欲を高めてもらう考えだ。
キャンペーンの一環として、昨年ヴィッセル神戸に移籍したイニエスタ選手が、チーム本拠地の神戸や、奈良で家族とオフ時間を楽しみながら日本の魅力を紹介する動画をJNTOのYouTubeチャンネルなどで公開する。また動画の公開に合わせ、楽天×FC バルセロナ特設サイトに日本特集のページを開設、欧州からの日本行き航空券やFC バルセロナ選手のサイン入りグッズが当たるオンラインの懸賞キャンペーンも展開する。
2月2日からは、スペインのバルセロナにあるFC バルセロナのホームスタジアムで日本の観光ブースを設置。来場者に墨絵や折り紙などの日本文化を体験してもらう。スタジアムでは、試合前やハーフタイムに日本紹介動画も放映する予定だ。
JNTOでは2018年1月より、ドイツ向けの訪日旅行プロモーションとして、サッカー元ドイツ代表のポドルスキ選手を起用し同様のキャンペーンを行った。2018 年の欧州5カ国からの訪日客数は112万3千人で、前年比 13%増と堅調に伸びている。この好調な機を捉えて一層の需要拡大に繋げるよう、JNTOでは積極的な取り組みを引き続き行っていく。
(やまとごころ編集部)
編集部おすすめ関連記事:
関連インバウンドニュース
2024.11.18
2024年のベスト・ツーリズム・ビレッジ発表、55地域認定。日本は鹿児島と山形の2地域が選出-UN Tourism
2024.11.01
中国10都市で安全安心に関する意識と要望を調査。訪日客の災害時の不安や対応方法が明らかに
2024.10.21
2024年「世界の持続可能な観光地トップ100」発表。7年連続の釜石含む5地域入選、3地域がシルバーアワード受賞
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.08.29
「ジャパン・ツーリズム・アワード」第8回の受賞決定、持続可能性や地域産業の維持発展への取組を評価
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与
2024.06.18
オーバーツーリズム対策で富士山五合目ゲート設置、登山者1人2000円徴収
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立