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2020年に訪日客4000万人の達成に向け、567万席の追加が必要と試算。2018年度は6744万席に

ANA総合研究所は、2018年度の日本乗り入れ国際線輸送座席数を取り纏めた。2020年に政府が目標とする訪日旅行者数4000万人に達するための必要座席数も推計し、現在の供給座席数より約567万席多い6744万席が必要と発表した。

2020年には羽田空港東京都心上空ルートの新設で、1日当たり約50便増加するという報道があり、成田空港の運用時間拡大も含めると年間ベースで追加724万席の供給が見込まれ、国際線輸送座席数の目標値には達する見通し。

2018年度の日本乗り入れ国際線輸送座席数は全体的に増加傾向で、前年度に比べ、331万席増加の6177万席で前年比5.7%増となった。就航地域別では、前年度と同じく全体の8割強がアジア・オセアニアからの発着便となっている。国内31の空港に乗り入れる国際線については、日本3大空港の成田・羽田・関西が前年より227万席増加の4861万席で前年比5.1%増、地方28空港は104万席増加の1476万席で7.5%増となり、全体における28空港のシェア率も24.2%で0.4%増加と、国際線と地方を結ぶ便が着実に増加している。

この国際線の輸送座席数に対し、JNTO、国交省、観光庁の2018年1月〜12月の速報値による航空便利用者数は合計4,770万人。内訳は、クルーズによる訪日客244万人を除く訪日旅行者数が2875万人、日本出国者数が1895万人。比較対象した期間にズレがあるものの、同一期間とみなして算出した利用率は77.2%となった。

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(やまとごころ編集部)

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