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2019年3月全国百貨店売上高、インバウンド売上が過去最高の332億8000万円

2019.04.26

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日本百貨店協会は23日、3月の全国百貨店売上高を発表した。売上高総額は約5148億円、前年同月比で0.1%増だった。売上の約9割を占める国内市場は0.8%減と前年に届かなかったものの、インバウンド市場ではラグジュアリーブランドを中心に高額商品が好調を維持し、14.9%増と伸びをみせたことで、かろうじて前年同月比を上回った。

好調だったインバウンドは3月の総売上高が過去最高の332億8000万円を記録、前年同月比14.9%増と、2カ月連続のプラスとなった。一人当たりの単価は前年同月比6.7%増の7万4000円で、2カ月連続のプラス。また、購買客数は前年同月比7.7%増の約45.2万人で、2013年2月から数えて74連続のプラスとなっている。

ジャンル別にみると、化粧品や食品などを含む消耗品売上が170億9000万円、ハイエンドブランドの服飾雑貨や美術・宝飾品などを含む一般物品売上が161億9000万円となり、消耗品が一般物品を上回った。

外国人観光客に人気のあった商品は以下の通り。

1位:化粧品
2位:ハイエンドブランド
3位:食品
4位:婦人服飾雑貨
5位:美術・宝飾品

また、3月の免税手続きカウンターの来店国別順位は以下のようになった。

1位:中国本土
2位:韓国
3位:香港
4位:台湾
5位:タイ
6位:シンガポール
7位:マレーシア

(やまとごころ編集部)

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