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JNTO、中東での訪日プロモーションを本格始動、ドバイでの旅行商談会で日本の魅力を発信。現地事務所も開設へ

2019.05.17

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富裕層旅行市場としての潜在性が大いに期待される中東地域の訪日旅行の拡大を目指し、JNTOがプロモーション活動を本格始動した。その皮切りとして、4月28日〜5月1日にアラブ首長国連邦の首都ドバイで開催された中東地域最大規模の商談会「Arabian Travel Market 2019 Dubai」へ出展し、現地旅行業関係者に向けて4日間で約1400件の商談を行った。

商談会では、DMC(ディステネーション・マネージメント・カンパニー)、宿泊施設や運輸事業者など約11社と合同出展、日本文化や現地にはない魅力である四季の移ろいなどをテーマとしてジャパンブースを開設した。イベント初日にはJNTO総理事がプレスカンファレンスを開催、現地メディアに向けて日本における訪日旅行市場としての中東地域への関心の高まりと、今後の取り組みを説明した。

JNTOは今年3月に訪日旅行の誘客プロモーション活動を強化する「準重点市場」に選定した中東地域の情報収集や分析を行う。その一環として、まずは現地旅行業関係者にセールス活動を行うレップを現地に設置し、活動基盤を固める。また、現地に根ざした訪日プロモーションを展開するべく、2020年を目標にドバイでの新事務所開設を目指す。

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(やまとごころ編集部)

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