インバウンドニュース
今後行きたい日本の観光地を13カ国に対して調査、9カ国で北海道が1位に
2019.05.21
アウンコンサルティングは「世界13カ国の親日度調査vol.2」として、次に行きたい観光地や訪日中の交通手段について各国男女、各100名にアンケートをとった。対象国は、韓国・中国・台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・フィリピン・シンガポール・アメリカ・オーストラリア・イギリスの13カ国。
「これまでに行ったことのある観光地は?」との問いには、全ての国と地域で東京、大阪、京都がトップ3にランクイン。他の地域では中華圏で九州地方、タイやインドネシアでは北海道や白川郷などの降雪地方がランクインし、各国の特徴が現れた。「今後行きたい観光地は?」という問いには、9カ国で北海道がナンバー1に。リピーターが多い台湾や香港といった国では、主要な観光地だけでなく、四国や東北などの地域に旅行先が分散している傾向にある。
訪日中の交通手段についての調査では、電車はマレーシア人、新幹線はオーストラリア人の利用率がもっとも高いことがわかった。訪日オーストラリア人は平均13.3泊と滞在日数が長い傾向があり、遠方の観光地にも足を伸ばしていると見える。タクシーの利用率が低かったのは韓国や中華圏で、香港からの訪日客は10%以上がレンタカーの利用があった。旅慣れしたリピーターが地方へ移動する手段としてレンタカーを利用していると考えられる。国土交通省は、地方誘致と消費拡大を目指したレンタカーや鉄道と連携した広域周遊を推進しており、地方の外国人旅行客の増加に伴い、これからのレンタカー利用者増加も見込まれる。
(やまとごころ編集部)
親日度に関する調査、東アジア欧米豪など13カ国で実施。韓国と中国で「嫌い」が大幅に減少
訪日外国人に人気の施設や店舗ランキング「LIVE JAPAN Awards 2019」発表。上野アメ横のお店が総合1位に
関連インバウンドニュース
2024.11.08
インドネシアZ世代の訪日関心度や購買パターン調査、95%が日本旅行に興味あり。旅行予算金額は?
2024.10.15
2023年の旅行・観光業界、CO2排出量減。持続可能な業界への成長を報告 ―世界旅行ツーリズム協議会
2024.10.07
Z世代の最新旅行動向を世界33カ国で調査。AIへの信頼度や、SNS利用について世界と日本の差が明らかに
2024.10.03
大手旅行雑誌で日本が「世界で最も魅力的な国」に、米国版・英国版でダブル受賞。東京 最も魅力的な大都市に
2024.10.01
旅の相互交流で地域活性化に繋げる、旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2024」開催
2024.09.26
中国の2024年大型連休「国慶節」の旅行消費調査、4割弱が日本旅行を予定。日本で一番人気のエリアは?
2024.09.25
訪日客の鉄道利用動向、台湾と米国旅行者の交通手段や周遊ルートの違いが明らかに ーナビタイムジャパン調査
2024.09.18
台湾・アメリカの訪日客「旅ナカ」体験情報から、次の日本旅行で行ってみたい場所が明らかに