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政府目標1年前倒しで達成!東北6県の外国人延べ宿泊者数150万人突破

2020.03.03

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観光庁は28日、令和元年の東北6県の従業者数が10人以上いる施設への外国人延べ宿泊者数について、前年比21.0%増の155万7910人泊と政府目標であった150万人泊を1年前倒しで超えたことを発表した。

政府は平成28年3月の「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」において、令和2年に東北6県の外国人延べ宿泊者数を平成27年の3倍となる150万人泊という目標を掲げ、東北地域における訪日旅行者を呼び込むための様々な取り組みを支援してきた。東北地域が主体となった多言語ホームページの整備、滞在プログラムなどの実施や、官民が一体となったトップセールス、集中的な訪日プロモーションなどにより、国際定期便の新規就航やチャーター便が増加し、訪日旅行者の誘客に繋がった。その結果、令和元年の年間速報値で東北6県の外国人延べ宿泊者数が155万7910人泊となり、政府目標を1年前倒しで達成した形となった。

東京2020オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、東北への関心が高まるこの機会を捉え、更なる東北の観光需要を喚起する「東北観光復興キャンペーン」を実施することにより、今後は東北の観光復興に積極的に取り組む構えだ。

令和2年度に行う「東北観光復興キャンペーン」は、震災復興支援への感謝と東北の今の元気を世界へ発信する官民連携での取り組みで、オリンピック期間中、高輪ゲートウェイ駅前特設会場での東北・新潟の情報発信拠点の設置や、JNTOによる情報発信、訪日旅行者向けの期間限定交通割引の実施、東北の夏祭りを満喫するスペシャルプログラムなどの実施を予定している。

(やまとごころ編集部)

 

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