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Airbnbが「体験」サービスを提供するオリンピアン・パラリンピアンを募集。セカンドキャリアの発展に貢献へ

2020.03.09

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旅行コミュニティのプラットフォーム、Airbnbが東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、オリンピアン・パラリンピアンが「体験」を提供するサービスを開始する。選手として携わったスポーツだけにこだわらず、他分野で有する技能や知識、趣味なども交え、アスリート達が新しいキャリア形成や副収入などをもたらす枠組みを作っていく。

ホストとなる条件は、現役・リタイアを問わず、18歳以上でAirbnbユーザー、またはAirbnbアカウントに新規登録できること。今年のオリンピック・パラリンピックに出場内定している選手も含まれる。Airbnbは国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会とのパートナーシップを締結しており、両委員会と協業した特設サイトを通じて「体験」ホストを募集、今年の夏前に世界的なローンチを行う予定だ。また、大会期間中には選手村などにブースを設置し、積極的な募集をかける。

ホストとなるアスリートは「体験」の提供日時などを自由に設定できる。また知識や趣味を生かすことも推奨されており、例えば「目標設定と自信を深めるビジネスに役立つセルフモチベーション法」「美味しいコーヒーの淹れ方」など、個性的な側面を「体験」に盛り込むことも可能。情熱とモチベーションを豊かに持つアスリート達が、提供を通じて旅行者に刺激を与え、自身もセカンドキャリアを形にしていくきっかけを創生していく。相互に有意義な時間をもたらす「体験」プラットフォームを構築する考えだ。

(やまとごころ編集部)

 

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