インバウンドニュース
中国人・台湾人の訪日意欲を調査、コロナ終息後「2020年中に来日したい」中国は6割超
2020.05.18
新型コロナウイルス感染症が終息した後の訪日旅行に関する調査を、訪日外国人向けプロモーションや越境EC支援を手がけるペイサー株式会社が中華圏を対象に実施した。中国人771名、台湾人107名の合計878人を対象に、オンラインアンケート形式で4月下旬に行った。なお、中国人向けに関しては、訪日中国人向け無料チャットコンシェルジュ「日本ちゃん(霓虹醤)」のWeChatアカウントを使った共同調査の形式をとった。
感染症の終息後「日本に旅行したい」と答えた人を国、地域別にみると中国人95.5%、台湾人の88.8%にのぼった。
終息後訪日したいと回答した人へ時期を尋ねたところ、2020年中に日本に旅行したいと答えた人は中国人が62.0%、台湾人が43.0%となった。日本国内への外国人入国制限が続く中でも、制限が緩和されればできるだけ早く日本に旅行したいという意向が強いことがわかる。
また、2021年に訪日したいと答えた人は中国人38%、台湾人57%となった。
コロナ終息後にはインバウンド需要が回復する兆しがみえる。インバウンド、観光ビジネスに携わる事業者の方は「アフターコロナ」を視野に入れ、インバウンド対策を早めに講じていくことが重要、と締めくくっている。
(やまとごころ編集部)
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