インバウンドニュース
ANA 中距離国際線の新ブランド「Air Japan」立ち上げ、2023年度下期に就航予定
2022.03.10
ANAは、中距離国際線を運航する新ブランド「Air Japan」の立ち上げを発表した。就航は、国際線の需要回復動向を注視しつつも、2023年度下期を予定している。
日本らしい「発想」と「品質」で乗客の好みに応じて選べるオプションと、快適な機内空間を手頃な価格で提供するブランドで、世界中の人が、すぐに日本のエアラインであるということがわかり、また、安心の日本品質であることを分かりやすく伝えるため、今回のブランド名「AirJapan」が採用された。コンセプトは「Fly Thoughtful」で、Thoughtfulには、気遣いや思いやり、やさしさといった意味が含まれる。すべてにやさしいエアラインとして、日本らしい「発想」と「品質」で全く新しい空の旅を創り出すことを目指していく。
ロゴは、「AirJapan」の「r」と「J」の部分をモチーフに、手と手が織り成すやさしさをイメージしている。さらに、ブランドカラーは日本の伝統色「藍色」と「曙色」の組み合わせで、藍色は、日本の伝統工芸の1つである藍染の巧みで丁寧な技法を表現、また、曙色は日本の四季の中から、春の「日の出」の色を選定し、心地よい暖かさを表現している。
今回の新ブランドでは、フルサービスでもLCCでもない、双方の良いところを組み合わせながら全く新しい空の旅を創り出すことを目指している。フルサービスで提供されるサービスのうち、乗客が欲しいと思われるオプションを用意する一方で、特に追加オプションのいらないシンプルな旅を望む乗客が費用を抑えることも可能なものにする。その上で、手頃さが感じられる運賃体系を設定する。「今までにない快適さ」の言葉の通り、中距離国際線の移動においても快適に過ごせる機内空間を提供していく。
関連インバウンドニュース
2024.07.16
持続可能な観光に向けた「CopenPay」コペンハーゲンで開始、旅行者の環境に配慮した行動で特典を付与
2024.06.25
キャンピングカーが訪日客にブーム、2024年は前年比190%と予測。都道府県別ランキングで一番人気は?
2024.06.20
台湾・香港人の8割強が、日本で動物を見れる場所へ行きたいと回答、6割以上が見たいと選んだ動物は?「キツネ」
2024.06.18
2024年日本への好感度を持つ国・地域ランキング、1位は「好き」以上が100%のインドネシア、フィリピン
2024.06.05
1000円追加でカーボンオフセットと地域貢献、箱根一周エシカル旅行プラン、小田急電鉄が発売
2024.05.28
桜がもたらす経済的効果、支出額が多い国・地域はどこ? 都会と地方での消費動向の違いも明らかにービザ・ジャパン
2024.05.21
欧米豪、富裕層の西日本・九州への誘致目指し、広域連携「西のゴールデンルート」アライアンス設立
2024.05.17
2024年夏の世界6カ国の旅行動向をトリップアドバイザーが発表、日本で人気の観光地は?