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JTB グループのインバウンド旅行会社、サステナブル・ツーリズム国際認証「Travelife」最上位取得

2022.04.07

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インバウンド旅行を専門に扱う株式会社JTB グローバルマーケティング&トラベルが、サステナブル・ツーリズムの審査を行う代表的な第三者国際認証団体Travelifeの、最上位認証Travelife Certifiedを取得した。

オランダに本社を置くTravelifeは、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(Global Sustainable Tourism Council)の国際基準に準拠していると認められた認証基準を持つ団体の1つで、欧州を中心に40以上の国の旅行協会が、会員にこの制度を奨励しているもの。Travelife Certified取得までには大きく3つのステップがあり、Engaged (第一段階)、Partner (第二段階)を経て、最上位のCertified (第三段階)を取得することで、Travelife Certified Logo を使用する事ができる。

世界的にSDGsに向けた取り組み促進が求められる中、同社は2018年からサステナブル・ツーリズム国際基準をクリアするための取り組みを開始し、2019年2月にはTravelife Partnerを取得した。そしてこのほど、ISO(国際標準化機構)が発行する組織の社会的責任に関する国際規格と、GSTC国際基準に則った200を超えるTravelifeの基準(環境保全への取組、社会貢献等)に準拠している事が認められ、Certifiedを取得した。

パンデミック収束後は訪日インバウンドを取り巻く環境が大きく変わり、世界的潮流と相まってサステナブル・ツーリズムがクローズアップされると予測している。「持続可能な観光」への取り組みを観光コンテンツの一環として表現することが、国内外からの質の高い誘客効果に繋がるとし、観光産業全体におけるSDGs推進へのソリューション提供、共感づくりと誘客の両立に貢献していくという。

Travelifeの統括部長Naut Kusters氏は「ツアーオペレーター部門におけるサステナビリティが勢いを増していることを嬉しく思います。先駆者であるJTBGMTのTravelife Certified取得は、日本の他の企業が同じ道を目指すきっかけになることでしょう。」とコメントしている。

JTBグループは3月3日、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(Global Sustainable Tourism Council)に加盟し、協力覚書(Memorandum Of Understanding)を締結したばかりだ。グループとして、グローバル基準に基づくサステナビリティ戦略を推進し、経営と事業を地球・社会と共生し続けられるレベルへ磨きあげていくという。

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