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台湾人が行きたい日本の観光地ランキング「富士山」「大阪」「北海道」への票集まる

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台湾人が行きたい日本の人気観光地ランキングが、台湾・香港人向け日本旅行情報Webメディア「步步日本(ブーブーニホン)」を共同運営し、訪日インバウンド向けサービスを提供する株式会社アジア・インタラクション・サポートによって発表された。同社はこれまで毎年、タイ市場において「訪日旅行に関する意向調査」を行ってきたが、台湾では初となる。2022年2月9日~2022年3月9日の間インターネット上で、日本旅行に関心を持つ台湾人を対象に行われ、30の設問に対して2913名から回答を得られた。

「観光スポットのランキング」では、富士山が1位になった。次いで「東京ディズニーリゾート」、3位に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、4位に「立山黒部アルペンルート」が入っている。ランク外だが4位と同じ地域の「雪の大谷」も票を得ており、「立山黒部アルペンルート」に対する認知度が高い。上位には「上高地」「奥入瀬渓流」なども入り、自然景観を魅力に感じている人が多いことがわかる。

「人気の観光地名ランキング」では、1位に大阪、次いで京都、富士山、舞浜、青森の順に名前が挙がった。Webメディア「步步日本」編集長によると、5位の青森は東北のなかで最も認知度が高く、日本のおいしいりんご=青森というイメージも強く、青森県は台湾で観光PRを積極的に行ってきたそうだ。さらに、「『青森』という地名の漢字は綺麗に感じます。ですので『青森=東北の自然風景』というイメージもあるかもしれません」という。東北エリアからは他に、15位に「銀山」、20位に「仙台」が入った。九州エリアからは、8位に「福岡」、16位に「熊本」、18位に「鹿児島」が入っている。

「人気の都道府県ランキング」では、北海道が1位に輝いた。北海道内の地名や市町村名を挙げる人から、単に「北海道」とする人まで、全体の16%を占める結果になった。雪が滅多に降らない台湾に住む人にとって雪景色は憧れだが、夏の花畑、美味しい海鮮に代表される食も人気を支えている。2位に東京、3位に京都、次いで大阪、沖縄という結果となった。

步步日本編集長は全体の印象として、「順位の高い地域は唯一無二の観光スポットを持つ地域として魅力があり、今後も観光客は絶えないと思う」としながら、「一方で似ている自然風景や体験は、個々の特徴をいかに出すかが重要になってくるでしょう」と指摘した。

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